スーパーワンタンメン定食


正月も四日目となり
おせちにもちょっと飽きてきたと仮定します。
ところが台所では同居人が本日の誕生小宴会のために
準備に余念がありません。
当然戦闘態勢に入っていますから
のこのこ乗り込んでいこうものなら雷(いかずち)が落ちます。
でも、僕のお腹は空いてくる。
さて、この問題、どう解くか。



いやいや、人間、知恵は出すものです。
宴会部屋が空いてます。
鍋に500mlの水を入れ電気コンロで湧かします。
エースコックのワンタンメン一袋用意。
ワンタンメンと称していますが、
このままでは乾麺にひらひらワンタンの皮らしきものが
二三枚付いているに過ぎません。



紀文の肉ワンタン6ヶ、鍋に投入。
ちびまな板を借りてきてネギを刻み、
メンマ、餅、おでんの残りの玉子を追加投入。
茶碗にご飯を軽くよそって黒胡麻パラリ。
スーパーワンタンメン定食完成です。
あつあつをふうふう言いながら食べて
最後に残ったスープをご飯にかければプチ幸せじゃありませんか。
大学時代の下宿ご飯みたいなもんですね。



同居人はまだまだ料理の仕込みにいそしんでおられます。
自分の誕生小宴会のために
早朝からこれだけ自分を忙しくする人を僕は他に知りません。