きょうのスクラップブックから。
讀賣新聞2017年6月18日朝刊。
「北方領土 きょう初の空路墓参」
北方領土の元島民らが
航空機を利用して行う初の墓参を18日に控え、
出発地となる北海道中標津(なかしべつ)町で17日、
今回赴く国後(くなしり)、択捉(えとろふ)両島の
元島民や家族、政府関係者が結団式を開いた。
航空機による墓参は、
4月の日露首脳会談で合意された。
北方領土への航空機による訪問としては
2000年以来2回目となる。
船よりも大幅に行程が短縮され、
高齢化が進む元島民の負担軽減につながると期待される。
安倍総理、プーチン大統領の
日露首脳会談による目に見える成果だ。
日露の共同作業として
小さいけれど、大きな一歩になった。
この案件については総理、外務省の仕事を評価する。
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追記:
朝日新聞2017年6月19日夕刊より
北方領土の国後、択捉両島への
航空機による初めての墓参は19日、
到着地の国後島が濃霧のため着陸できない見通しとなり、
中止となった。
(中略)
今後の実施については、
改めて日本とロシアの当局間で協議する方針。
今回は気の毒な結果になったが
濃霧ではやむを得ない。
次回の実施に期待したい。