鈴木宗男参院議員、10年ぶりの国会質問

クリッピングから
讀賣新聞2019年11月8日朝刊
鈴木宗男氏が10年ぶり質問 健在アピール


  先の参院選で国政に復帰した
  日本維新の会鈴木宗男参院議員が7日、
  10年ぶりに国会で質問に立った。
  長年取り組んでいる北方領土問題を取り上げ、
  健在ぶりをアピールした。


  鈴木氏は参院外交防衛委員会に出席し、
  「世界自然遺産となった知床半島と同じ希少生物や動物が
  国後島択捉島にいる。
  両島の世界自然遺産登録に向けて、ロシアと相談するべきだ」
  と持論を展開した。
  これに対し、茂木外相は「信頼関係醸成、強化につながる
  アプローチは重要だ」などと応じた。


  鈴木氏が国会で質問を行うのは、
  2009年6月の衆院決算行政監視委員会以来。
  衆院議員だった02年に受託収賄容疑などで逮捕され、
  10年に刑が確定して失職し、
  公民権回復後の17年衆院選では落選した。


f:id:yukionakayama:20191116105149p:plain:w400


読売が鈴木宗男参院議員の国会での質問を取り上げた。
小さな記事だが注目した。
ロシアとの北方四島問題解決に向けて
国会議員としての影響力を行使し続けてほしいと思う。
茂木外相との連携に期待したい。
この10年、在野で苦しい立場が続いてきたはずだが、
自分の仕事に向き合い、少しもブレなかった継続力は敬意に値する。


北方領土 特命交渉 (講談社+α文庫)

北方領土 特命交渉 (講談社+α文庫)