鈴木宗男さん裁判の再審を待っている

北方領土交渉が動いています。
17年前に鈴木宗男さん、佐藤優さんらが「国賊」と非難された
「二島(歯舞群島色丹島)+α返還」に
政府は国民への説明なしにすり替えています。
スクラップブックから
朝日新聞2019年3月5日朝刊
鈴木宗氏再審可否 20日判断


   北海道開発局の工事をめぐる受託収賄事件などで
   実刑判決を受けて服役した鈴木宗男・元衆院議員(71)
   =新党大地代表=について、
   東京地裁(家令和典裁判長)が、裁判をやり直す再審を認めるかどうか、
   20日に決定を出すことが関係者の話で分かった。


   弁護団は、「検察が贈賄業者を誘導尋問した」と主張し、
   検察が作成して渡した想定問答集や業者側の陳述書を
   「新証拠」として提出しており、
   有罪認定を支えた業者の証言の信用性が争点となる。
   (略)


   弁護団はその後、贈賄業者側が保管していた
   「証人尋問事項聴取メモ」を入手。
   検察が作って渡した想定問答集で、
   業者は「検察の圧力から、事実に反する証言をした」と説明したという。
   (略)
                         (阿部俊介)


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2002年東京地検特捜部に逮捕。
東京地裁で04年に懲役2年追徴金1100万円の判決。
10年に最高裁で確定。
逮捕から17年、その時本当は何が起きたのか。
真実に迫るため諦めることのない鈴木宗男さん、弁護団
支援者のみなさんに敬意を払います。


たとえエネルギー、時間、お金のすべてを揃えることができても
(それもたいていの人にとっては無理なことです)
国家に異議申し立てをすることは簡単ではありません。
再審が認められることを希望を持って待ちます。


北方領土 特命交渉 (講談社+α文庫)

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反省 私たちはなぜ失敗したのか?

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