それで、君はどう生きたのか?(嶋粼雅子)


スクラップブックから
朝日新聞2018年1月9日朝刊
読者投稿欄「ひととき」
水戸市 嶋粼雅子 主婦 67歳



   吉野源三郎さんの「君たちはどう生きるか」が、
   再び読まれているという。
   テレビでその本の名を聞いたとき、
   思わず「わたし、持ってる−!」と叫んでしまった。
   (略)


   この本は、あれから半世紀生きた私に、
   「それで、君はどう生きたのか?」と問いかける。
   喜びも、怒りも、悲しみも、楽しみも
   しっかりつまった年月は、
   決して「あっという間」ではなかった。


   これから私は「老い」という未知の世界に向かう。
   改めて「さて、君たちはどう生きるのか」
   と問われている気がしている。



50年以上前に読んだ本を
もう一度読み返す嶋粼さんの時間が豊かですね。
そのとき読者に何か感じさせる本も
時を超える力を持っていますね。
僕も読んでみよう。


君たちはどう生きるか (岩波文庫)

君たちはどう生きるか (岩波文庫)

漫画 君たちはどう生きるか

漫画 君たちはどう生きるか