スクラップブックから
朝日新聞2019年4月15日夕刊
イランサッカー連盟を提訴
国際サッカー連盟(FIFA)のランキングで
アジア最上位にあるイラン代表のケイロス前監督が、
給与の未払いを理由に同国のサッカー連盟をFIFAに提訴した。
14日付のイラン学生通信とのインタビューで明らかにした。
米国の制裁で海外への送金が出来なくなった影響とみられる。
ケイロス氏は1月に辞任し、現在はコロンビア代表監督。
同通信によると、イランサッカー連盟から90万ドル(約1億円)の
給与未払いがあるという。
(略)
米国による対イラン制裁は
金融機関を含む第三国の企業も対象で、
違反すれば多額の罰金が科されるため、
各国の金融機関はイランからの送金引き受けに消極的になっている。
(テヘラン)
米国の対イラン制裁によって
イランから海外への送金を困難にしていることが記事から分かる。
最悪の場合、イランのワールドカップへの
参加資格取り消しもあり得るとの報道だ。
グローバル時代であっても国境を越えたお金の移動には
こうしてストップがかけられることがあり得る。
制裁、被制裁関係にある国同士であればなおさらだ。
ベタ記事だが気になった。