ノマドの練習、インプットホリデー

勤務先で月に一日もらえるインプットホリデー。
僕はこれで最後になる。
沿線の公営ケアハウスで暮らす90歳の母のところに出掛ける。
2月にハウス内で一瞬意識を失い、倒れたことがあった。
以来ひとりでの外出は控えている。
僕はインプットホリデーを活用し、
月に一度雑用係として訪問する。


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郵便局での振込のような金銭を扱うことは
職員、ヘルパーは引き受けないのがルール。
トラブルの元になるからだ。
母の口座からお金を引き出し、頼まれたものを買って帰る。


母は今のところ、ご飯もおいしくいただけるし、
おしん」など好きなテレビ番組を楽しむ気持ちもある。
週に一度、ヘルパーさんが個室で入浴介助をしてくれる。
2,000円で調髪してくれるカットコーナーもハウス内に完備している。
母は昭和20年5月の東京大空襲で家を焼かれ、親を亡くした後、
親戚の理髪店で理容師として働き、妹二人を養ってきた。


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用事を済ませ、都内三区の図書館をハシゴする。
借りていた本を返し、予約していた本、新刊書棚で見つけた本を借りてくる。
きょうは12月から始まるノマド生活の練習の日に当てることにし、
犬印鞄のリュックサックをデビューさせた。
電車を乗り継ぎ、傘を差して歩いてみる。
道具は実際に使ってみることで工夫点、改良点が見つかる。


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一日で15,000歩近く歩いた。
電車に乗るときは他の乗客の邪魔にならないよう
リュックを前に移動させることも試してみた。
若い人ほどすばやく、上手にやっていることが分かった。