昨日の続きです。
銀座itoyaで僕がときめいたもの。
外から見たパッケージにこう書いてありました。
東京下町 北星鉛筆 発案文具
大人の鉛筆
2mm芯 B芯入り
使い込むほど手に馴染む
大人の「芯削り器」付
えっ!と驚く秘密はこの中です↓
北星鉛筆株式会社
Made in Japan
(税込748円/色・デザイン、バリエーションあり)
広告の仕事で長らくごはんをいただいてきたので、
このあたりのコピーで僕は既にしてヤラれかけています。
購入して家に戻って蛇腹のパッケージを開けると、
さらにこんなメッセージが潜んでいました。
北星鉛筆株式会社60周年記念 [発案文具]
大人の鉛筆
最近鉛筆を使っていますか?
日本の鉛筆の生産量は年々低下し、
四十年前の三分の一になりました。
文字を書かない時代に入り、
もっともっと自分の手で文字を書いてほしい…。
そんな思いから、鉛筆屋による「大人の鉛筆」を考え、
販売することになりました。
鉛筆と同じ温もりを感じられる木軸。
鉛筆用高級国産の2ミリ芯を使用。
ガシガシ書いて、さらさら書いて、
書くことの喜びを再認識して下さい。
北星鉛筆には家訓があります。
「鉛筆は我が身を削って人の為になる立派な仕事。
利益などは考えず、家業として続けるように。」
鉛筆を使用してくださった皆さまのおかげで、
今の私たちがいます。
これからも一緒に年を重ね、
それぞれの方の手の中で愛されてほしいと願います。
鉛筆ファンの皆様へ感謝を込めて、
「大人の鉛筆」をお届けします。
(削っても芯が折れづらい刃先に特徴)
ホームページを覗いてみると、
加工段階の「おがくず」を再利用したおがくず粘土「もくねんさん」など
「大人の鉛筆」以外にもユニークな商品が掲載されています。
概要によれば、従業員28名の、葛飾に本社・工場がある会社です。