読書メモ:島田雅彦『パンとサーカス』(講談社、2022)

557ページの大作。
図書館で借りたものの、中途までしか読めず、
続きがどうしても読みたくて購入。
島田雅彦パンとサーカス』(講談社、2022)。


(装画=「コントラ・ムンディ」/岡本瑛里、荻野夕奈、金子富之、熊澤未来子、水野里奈、
 山本竜基(ミヅマアートギャラリー)/装幀=大鴉ノア)


腰巻から引用する。


  日・米・中・韓を壊乱する壮大なエンターテインメント!

  CIA就活生が日米両政府を巧みに欺く
 
  「私の暴走にどうかお付き合いください」
  島田雅彦

  世直しか、テロリズムか?
  絶望の国では、戦争、犯罪、天災、疫病、
  どれもがサーカスとなる。

  『罪と罰』、『戦争と平和』、そして『パンとサーカス
  小説で起こす革命!


    本書は、2020年7月31日から2021年8月29日に、
    北海道新聞東京新聞中日新聞西日本新聞の各紙にて
    連載された内容を、加筆、修正のうえ刊行したものです。


東京新聞他でなければ
掲載できなかった小説かもしれない。
日米両政府に鮮やかに斬り込む筆致にシビれた。
タイトルもいいね。


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