畑、銭湯、角打ちで遊ぶ


待ち望んでいた三連休初日。
夕刻から畑の世話をする。




ねずみ大根は芽を出した。
副会長はワラを敷いてタマネギの種を蒔く。
もちろん秋冬野菜の主力、大根は3種類の種を蒔く。
試験的に蒔いたねずみ大根の様子では
土壌の状態も良さそうだ(油断はならない)。
紫キャベツ、白菜の苗は
青虫の子どもたちにあらかた食べられてしまい、
副会長は憤懣やるかたないといった風情だ。



一時間半ほどの畑仕事を終えて
いつものE湯でなく、喜多見の丸正浴場まで遠出する。
ここも井戸水銭湯である。
普通の井戸とは別に
地下95メートルの深井戸から湧き水を少量確保し、
おとなひとりが入れる広さの天然水風呂で提供している。
本日の水温は26℃。


鉱泉に等しい成分を持つ天然水風呂に限らず
どの湯船の湯も井戸水使用で柔らかく、肌に心地いい。
40数年ここで商売していると番台の女将が言っていた。
地元の人たちにとっては貴重な憩いの場所だろう。



湯上がりに喜多見駅前「栄屋リカーステーション」の角打ちに寄る。
甲子園大会の頃は外で飲むのもはばかられる猛暑だったが、
今宵は夜風にあたりながら一杯やっている。


ご主人は大手ワインメーカーで働いていた経験を持ち、
小さな酒屋でしかできないことを、と角打ちを6月に復活させた。
会計担当のおばあちゃんが9種類のオリジナル梅酒を作り
メニューに花を添える。
ここで一番安いつまみは10円の「わさびのり」だ。



いよいよ秋が来たんだなぁ。
風が風の言葉で僕に教えてくれる。