デジタルアートを牽引するART+COMの23年


Ars Electronica Centerのメインホール
Deep Spaceが満員になったのは
ART+COM代表、Joachim Sauterが登場するからだ。



創設から23年間、
世界のデジタルクリエイティブを牽引してきた代表格がART+COM。
僕はミュンヘンBMW美術館のために制作した
デジタルインスタレーション "Kinetic Sculpture" がきっかけで
存在を知った。




この日は3年かけて準備してきたART+COMの集大成の本、
“ART+COM Media Spaces and Installations”の
ドイツ語版・英語版の出版を記念したプレゼンテーション。



この本に心血を注いだART+COMスタッフ、
Susanneのイントロダクションに続いて
23年の活動を7年ずつの期間に区切りJoachim自身が解説した。
彼らの歩みを知ることは
世界のデジタルアートの俯瞰図を手に入れることに役立つ。
物事の本質をつかむために歴史、コンテキストが必要であるのは
デジタルの世界でも同じことだ。



Art+Com: Media Spaces and Installations

Art+Com: Media Spaces and Installations