旅人の目とiPlane Pro


バンコクに来ている。
本来なら昨年11月に来ているはずだった。
アユタヤから始まった大洪水がバンコク市内に及び、
みなさんの生活も仕事も停滞した。



まだ後遺症もあるようだが、
タイのみなさんの精神はタフでポジティブだ。
世の中にはもっとひどいことやもっと苦しんでいる人がいる。
それに比べれば自分たちはましだ、となんとか乗り切ってしまう。



現地で仕事している人たちと違ってどこまでも旅人の目だから
僕には見えてないものがきっとあるだろう。
現地に来るまでは正直億劫な気持ちもある。
けれどもいったん来てしまうとそこでしか見えないこと、
考えられないことがあるのに気づくのだ。





出発前、成田空港のラウンジでiPlane Pro (450円) を買う。
MITメディアラボ石井裕副所長が自慢していたのはこのアプリかな。
32ヶ国、400以上の国際空港のフライト情報を
日本語を含む15言語でカバーするアプリだ。
離着陸の遅延や欠航の情報がリアルタイムで入ってくるのだ。
こんなものが450円で手に入ってしまうのが
デジタル時代である。さっそくいじってみる。


wikipedia:MITメディアラボ
wikipedia:en:MIT Media Lab