「パーラーキムラヤ」で井戸端会議


18時20分。
きょうは早めに上がって帰ろうとS駅構内を歩いている。
どこかで僕の名を呼ぶ声がする。
あれ?いま呼ばれたかな?
振り向くと小柄な大先輩Oさんだった。



Oさんは英語の達人で
在職中は僕の英語スピーチ原稿を添削してもらっていた。
いまは鎌倉で悠々自適の生活である。
せっかくの偶然なのでその場の挨拶だけでは惜しいかなと
ご都合を伺い、手近な喫茶店に入る。
二人ともおしゃべりなものだから
あっという間に二時間半が過ぎる。
お茶だけのはずがお互い小腹が空いてしまって
軽食をともにした。



Oさんはリタイアしても英語力と人脈を活かして
人を助けるボランティアをしている。
年齢を感じないのは
そうした行動力、好奇心の賜物かなと思う。


ところで僕たちがつい長居をしたくなった喫茶店は、
S駅駅ビル地下、創業1967年「パーラーキムラヤ」であった。
近頃のチェーン店とは違う落ち着きがある。
ミックスサンドイッチ(550円)がおいしかったな。


       (写真二点は新橋タウン情報「新橋ねっと」より引用)