「レバノン、どうでした?」
と帰国後みなさんに聞かれるのでおさらいです。
もしあなたが砂漠と太陽と
女性の民族衣装ブルカしか連想できなかったら、
事実はまったく違います。
人口は400万人。その10倍くらいのレバノン人が国外で暮らす。
内戦その他の理由である。
面積は日本の岐阜県とほぼ同じ。
通貨はレバノンポンドだがUSドルがあればどこでも使える。
午前中に海水浴を楽しみ、
午後にはスキーを楽しめる国である。
レバノンの語源はセム語の「白」である。
雪をかぶったレバノン山脈を連想させる。
紀元前6世紀から16世紀までの千年間、
フェニキア人の故郷であった。
1943年、フランスから独立した。
2005年2月14日、前首相Rafik Haririは
自動車爆弾で暗殺された。
観光収入がGDPの10%を占める。
2009年、New York Timesはベイルートを世界一の観光地に選んだ。
理由はナイトライフとホスピタリティである。
サウジアラビア、ヨルダン、日本からの観光客が
ベスト3を占める。
ベイルート市内には日本料理屋が増えている。
若者たちの間ではアラビア語の使用が減り、
英語とフランス語の使用が増えている。
最大の産業は金融である。
食べものもワインもおいしい。
肉だけでなく野菜果物穀物木の実が豊富である。
どうです?
みなさんが想像するレバノンと一致していましたか?
違っていましたか?
僕はもういっぺん行きたいなぁ。
60日間有効のマルチビザを取得しているんです。