G鮨で新子を味わう


やはり新子の季節のうちに
いっぺんくらいはG鮨に行っておきたい。
同居人も僕も夏風邪は抜けないのだが、
私鉄を乗り継いでG鮨をめざした。



秘湯会はみそぎとして宇田川湯に寄っておく。
45センチx30センチx30センチほどの直方体の木箱に
備長炭を入れて湯船に浮かべる。
湯を柔らかにする効果がある。



G鮨のカウンターで酒を飲み、
親方の仕事を眺めながら、のんびり鮨をつまむ。
年に二三度、こうした時間が持てたらなぁと思う。
それには健康と財布と気の置けない人間関係が前提になる。
大人たちの、ひとときの、夏休み。