釜山に来ている。AdStars13


釜山に来ている。僕は初めての訪問だ。
本当は一年前に来ていたはずだが、
昨年は胆嚢除去手術の直後で参加が叶わなかった。
韓国発の国際広告賞AdStars13の審査である。
2008年に創設され、今年で6回目。
事務局のみなさんが僕を忘れず再度招待してくれたのだ。
こちらだって意気に感じる。



作品のエントリー料金を無料にして
365日応募ができる大胆な手法を取っている。
グランド・グランプリ2点には10,000USドルを出す。
少なくとも応募本数、参加国・地域数ではアジアNo.1になった。
審査に続く三日間のフェスティバルは
一般に無料公開する作品展示があり、60,000人が訪れる。
僕はスタッフの説明を聴きながらノートを取る手を止め、
6,000人の間違いかと思ってしまったくらいだ。



審査員のウェルカムディナーは
80階にあるイタリアンレストランである。
18階ではない、80階だ。
そこから見る夕景、夜景が韓国の経済力を想像させた。
現場に来てみないと分からない感覚がある。
ホテルの部屋に戻っても
窓の外からは人々が夜通し楽しむ音響がけたたましい。
釜山で夏休みを取っている人が多いんだろうな。