四人の娘であり、広告会社の会長兼チーフクリエーティブオフィサー。
ChiefMomと名乗り、しかもご覧の通りの美貌。
この方が現れるだけで社の幹部のみなさんは
なんだかソワソワしている様子なのが手に取るように分かる。
マニラの同僚Merleeの初めての著作、
『Everyone Can Be Creative』(人は誰でもクリエーティブ)を読む。
100頁ほどの小冊子だが、
読者が自分のクリエティビティ(創造性)を発見し、
育成し、その力を使ってなにか肯定的な目的のために表現することを
簡潔に、楽しそうに教えてくれる。
13歳のときに自分で決意して3年間の修道院生活を過ごす。
早朝から祈りと奉仕の労働、無言行の日々。
その時間に学んだことが実はいまの暮らしや仕事に生きていることを
Merleeは読者と対等の目線で正直に、明快に語る。
(本書p.74より引用)
イラストレーションも本人の手になるもので、
本書を堅苦しいハウツー本とは一線を画す大事な要素になっている。
公私多忙な日々の中、毎朝5時に起きて執筆した。
時間の使い方がうまいスーパー・ウーマンなのだ。
「この本を僕に訳させてくれない?」
とMerleeお願いして、日本語翻訳の許諾をもらった。
来年前半のプロジェクトのひとつにしてみようと思う。
もしかして、君の本のおかげで僕は来年百万長者になれるかも、
とメールに書いたら、"HaHaHa" と陽気な文字が返ってきた。
Merleeの「セカイメガネ」コラムはこちらからどうぞ。
先週の週間アクセスランキングで堂々第3位に入りました!
人間観察が創造力の源になることを教えてくれます。