3月16日まで汐留・アドミュージアム東京で
THE ONE SHOW 2018入賞作品展を開催している(入場無料)。
「世界のクリエーティブがやってきた!」シリーズ最終第3弾企画だ。
受賞展のアートディレクションはいつものように
八木義博・筒井晴子チームが担当。
今回は覆面レスラーたちがモチーフだ。
日本語・英語の懇切丁寧な解説が手に入るのも有難い。
英語対応がしっかりしているので海外のお客さまにも好評の
観光スポットになっている。
Health, Wellness, Pharma部門で最高賞を受賞した
The Immunity Charmの現物が飾ってあった。
アフガニスタンの乳幼児たちのワクチン接種のデータを
現地で古くから信仰されている魔除けの腕輪に記録する仕組みを発明した。
これまでワクチン接種記録を残すことが困難だった医師、親たちにとって
子どもの死亡率を減らすことができる試みだ。
McCann Health India’s Immunity Charm campaign
審査員だけが目にすることのできるこうした現物を展示するには
米日双方の裏方のみなさんたちの連携プレイがなければ不可能だ。
スタッフの心意気が感じられた。
3月に予定している僕のミニセッション教材に使おうと
写真を撮ってきた(撮影は許可されている)。
このミュージアムのあるビルの41階で現在勤務している。
昼食後の休憩時間に立ち寄って、
作品を短時間に見たりできるのがなんとも助かる。