71歳、ピアノコンサート デビューします

クリッピングから
毎日新聞2023年7月1日朝刊
読者投稿欄「みんなの広場」 68歳から始めたピアノを披露
主婦 広山弘子 71 (東京都)


  今年の7月9日、71歳で、シニア高齢者老人会、
  仲間うちでの夏季納涼大会で私にとってのデビューをする。
  それは、委員長の
  「広山さん、ピアノを3年間習っているなら、
  老人会で演奏してみては?」
  との勧めから。
  10年間ピアノを習っている同年齢の女性と、
  クラシックのジョイントコンサートの運びとなった。


  10代の頃からの夢だった
  ベートーベンの「エリーゼのために」を弾きたいなと、
  68歳からレッスンを始めて、
  69歳で弾けるようになった興奮は忘れられない。
  この3年間、ブルクミュラーの25の練習曲など十八番の曲5曲を練習して、
  清水の舞台から飛び降りる覚悟でブルーのロングドレスを買った。


  また、ウクレレも昨年から習い始め、
  ピアノとのデュオや「バラが咲いた」「ふるさと」を弾きながら
  会場の皆さんとの合唱も企画している。


  高齢者になっても胸がときめく。
  人生、長生きにバンザイ! 
  亡き両親に感謝!
  毎日、1時間、練習している。
  指のリハビリにも最適! 
  亡き夫よ、天国から応援してね。