ベルリンから馬車道へ続く道


東京藝術大学大学院映像研究学科公開講座
「馬車道エッジズ・現代プロデュース論」にお招きいただきました。
あいにくの小雨の土曜日、
それでも熱心な方が30-40人くらい集まってくださり、
講演、質疑応答、懇親会と全部で4時間のセッションになりました。



  (東京藝術大学大学院馬車道校舎)


「クリエイティブ・リーダーシップ
ー世界の創造性を再構築する技術と情熱ー」のタイトルで
僕が通ったベルリンスクール・オブ・クリエーティブ・リーダーシップの
ビジョン、カリキュラムを紹介するのが第一部。
僕が現在務めている広告会社で
仲間たちと3年半に渡って実践してきたケーススタディの紹介が第二部。



  (中は銀行当時の建築部分と校舎として改装した部分が
   混じり合っている)


写真や映像を交えて2時間の内容に
聴衆のみなさんが熱心に耳を傾けてくださったので
うまくコラボレーションができたように思いました。
情熱だけでなくリーダーシップにおける技術の側面に
スポットライトを当てるのが僕の講演の狙いです。
予想以上にみなさんがベルリンスクールに興味を持ってくれたことが
この日の収穫でした。



  (ただいま機材のテスト中)


参加者は広告、メディア、エンターテインメント、クライアント、
アート、ジャーナリズム、アカデミズム、法曹界などの領域で
仕事をしている方たち、映画やアニメーションを学ぶ学生たち。
懇親会がそのまま仮想コミュニティに変わるような面白みを
体験することができました。




  (元富士銀行の建物なのでいまだに金庫が残っている。
   写真上の金庫は編集室に使っている)


この日の催しもベルリンスクールのサイトに掲載されています。
サイバーとリアルが国境を越える感じが「いま」ですね。
裏方を務めてくれた大学院生、助手のみなさん、
ご苦労さまでした。