セカクリ、コーチングを採用する

新入社員、若手社員と朝の勉強会「世界クリエーティブ塾」、
通称「セカクリ」を始めて5年目になる。
「最新CMプランナー入門」（電通刊）を副読本に
広告クリエーティブ、創造性、想像力、表現技術を学ぶ塾である。
塾生のプレゼンテーションと全員からのフィードバックを中心に
毎回90分から120分の講義を組み立てる。

　　

　　（スライドを使って発表するMコーチ）

今年度は新機軸としてMさんをコーチに迎えた。
社で知らぬ者がいないベテラン社員である。
コーチングの資格を数年前に獲得し、
社でも常に10数名の希望社員のコーチを務めている。
今朝はMコーチから新人塾生たちにフィードバックがあった。

昨年6月に開講したセカクリでの彼らの発表、
週一回続けている質問メールへの回答など
Mコーチが書き留めた膨大なメモを元に
ひとりにつき10分から15分くらいの公開フィードバックを行う。

　　（神妙な顔つきでMコーチのフィードバックに聴き入る
　　　3人の新人塾生。もう一人は撮影のため欠席）

人は自分がやったことについて関心を持ってもらいたいものだ。
ほめられるにせよ、弱点を指摘されるにせよ、
それが事実に基づく観察であれば自然と耳を傾ける。

4人の新入社員を中心にした小さな塾だけれど、
公式資格を持つ専属コーチまでスタッフにいる塾はそうはあるまい。
塾長としてカリキュラム、スタッフ陣には自信を持っているのだ。

最新 CMプランナー入門