今年は開始が遅いなと気になって書店に電話した。
男性店員は11月下旬から始まると答えたが、11日から始まった。
11日は下旬じゃありませんぞ。
Book 1st新宿店が毎秋開催する「名著百選」の話だ。
展示販売されている書籍を購入すると
先着1,000名に特製小冊子がもらえる。
僕はこれがほしくて、ほしくて
毎年楽しみに、かつ入手できなかったらどうしようと心配しているのだ。
なんせ手間がかかっている。
この一年新宿店でサイン会など仕事をしてきた著者に依頼して、
今年の一冊と短い推薦文を書いてもらう。
出版社品切れの書籍を除き、推薦本が勢揃いする仕掛けだ。
創業2年目から企画が始まり、今年で10年目。
小冊子のことはウェブサイトには掲載されていない。
奥ゆかしいのか、
サイトを見て来店したとき既に全部はけていたら、
お客さんにガッカリさせてしまうと心配しているのか、
真相は分からない。
店に足を運び、このプレゼントに気づいて
店頭で申し出た客だけがもらえる小冊子なのだ。
僕は10冊全部もっている。
新しい「名著百選」をもらうと、
バックナンバーを繰って読み直すこともある。
活字中毒者には実に危険な本でもある。
今年は225人が225冊選書している。
勤務先の先輩でSF作家のKさんも寄稿していた。
この本に登場できるなんてスゴいな、と見直した。
(Book 1stウェブサイトより引用)
フェアは12月31日までだが、
1,000冊の在庫がいつなくなるかは分からない。
本好きを自認する人はどうぞお早めに!
10年と言わず、20年、30年続いてほしい企画です。