ベルリン・カリーヴルストドッグを試作した

ランチの巣ごもりメニューに
カリーヴルストドッグを作ってみました。


  1. ホットドッグ用のパンを軽くトーストします。
  2. 刻んだ玉ねぎを炒めて、トマトソース、トマトケチャップ、
    カレー粉、ウスターソースを加えて弱火でさらに炒めます。
  3. ウインナーソーセージをフライパンで焼きます。
  4. パンに焼きウインナーをはさみ、2.のソースをかけ、
    さらにカレー粉をかけてできあがり。


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(ウインナーは焼いても茹でてもご随意に)


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(玉ねぎ、ケチャップ、カレー粉が基本。あとは好みで適当に)


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(最後にカレー粉をかけるのが決め手です)


パンにはさまないカリーブルストは
ベルリン屋台のB級グルメです。
(太めのフランクフルト、長めのソーセージが普通かな)。
鉄板でソーセージを焼いていたら、うっかり棚のカレー粉を落としてしまい、
それが客に好評で定番になった……という伝説があります(ホンマかいな)。


ずっと昔、ベルリン郊外の古城で
ドイツの友人の結婚パーティに出席したことがありました。
僕をクルマで送ってくれることになったCさん夫妻に
ベルリン・テーゲル空港前の屋台でカリーヴルストをご馳走になりました。
上品で知的なH夫人が、屋台のお兄さんに
「カレー粉、ダブルで」で注文していたことを覚えています。
そのときのキッパリした口調、
B級グルメを最高に楽しむための自分なりのこだわり、
僕はそこに好感を持ちました。


ドッグパンにはさむと面白そうだなと思って今回試してみた訳です。
ドトールタリーズあたりで新メニューに加えたら、
結構ウケると思うけどな。
「ベルリン・カリーヴルストドッグ」と
地名をネーミングに加えて、スペシャルな感じにしてね。
「ヴルスト(Wurst)」はドイツ語でソーセージの意味です。


ちなみに試作品、旨かったです。
ビールにもきっと合うでしょう。
なんせ、ベルリンっ子たちのソウルフードのひとつですからね。
合わないはずがない。