物語
讀賣新聞「編集手帳」が紹介した小話が気に入って 同じ著者の前作を借りてきた。 名越健郎『ジョークで読む国際政治』(新潮新書、2008)を読む。 ジョークで読む国際政治(新潮新書)作者:名越健郎新潮社Amazon 「はじめに」から引用する。 アネクドートの…
小野不由美『月の影 影の海(下)十二国記』 (新潮文庫、1992)を読む。 月の影 影の海 (下) 十二国記 1 (新潮文庫)作者:小野 不由美出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/06/27メディア: 文庫 (神保町・三省堂書店で目撃したシリーズ最新刊刊行キャンペー…
昨年11月のある休日、近所のK図書館で 「小説新潮」を読んでいたら なにやら大特集が組まれているのに気づいた。 「小野不由美「十二国記」最新刊刊行記念特集」。 辻村深月、萩尾望都が熱い特別エッセイを寄せている。 「いまさらガイド「十二国記」」に詳…
昨日は同居人が月に一回仲間たちと会社で録音している 「東京コピーライターズストリート」収録日。 別名「ゼロ円プロジェクト」で知られる。 物語を執筆するコピーライター、声優、ミキサー、 ライター兼プロデューサー兼ディレクターの同居人、 全員が無償…
佐藤優の物語の叙情性はどこから来るのだろう。 ゼロからの創作ではなく、 自分の人生の記憶をベースにした作品群は、 ドキュメンタリーとも小説とも違う 独自の表現領域を開拓している。 佐藤優『プラハの憂鬱』(新潮社、2015)を読む。 プラハの憂鬱作者:…
上海。東京。シドニー。ニューヨーク。 台北。シンガポール。北京。香港。 クアラルンプール。ソウル。長春。 上海での5日間に会った人たちに関係する主な都市を並べてみた。 みなさんが生きてきた年代は1950年代半ばから2013年だ。 百年先にはなにも痕跡が…
仕事で成功したいと思うなら好奇心を持ちなさい と教えてくれる人がいる。 はて、自分にとっていま好奇心とはどんなものだろうと考える。 ムンバイのホテルの部屋のメインテナンスをしてくれる初老男性が どこでどんな家族と暮らしていてどんな夕食を取るの…