されど一票を投じる


参議院選挙の期日前投票に出かける。
今回はずいぶん考えた。
メディアでは党ごとの当選数を想定して
2/3の改憲勢力に到達かどうかばかり議論している。
僕は論点が単純化されすぎていて
ちょっとヘンだなと思った。



与党の自民党公明党でも
改憲についての姿勢、意見はずいぶん異なる。
野党だからと言って
イコール護憲勢力=平和の味方とするのは
あまりにおおざっぱなとらえ方だ。


民主主義は数が物を言う制度だ。
意見が拮抗してどちらかに決まれば
英国のEU残留・離脱を問う国民投票を見れば明らかなように、
国民の半分に不満・恨みを残す。



たかが一票、されど一票。
簡単に戦争をする国に戻ってしまうのは大変困る。
自分なりに考えに考えて、
選挙区、比例区それぞれに意志を投じてきた。