村上春樹『職業としての小説家』(単行本2015/新潮文庫2016)


2015年9月に新刊として出版されたとき
ブックファースト新宿店で見かけて
「読みたいなぁ〜」と思ったけど買えなかった。
単行本で2,000円弱しましたからね。
村上春樹の新刊は区立図書館に入ったとしても
あっという間に予約で一杯になり
運が良くても手にできるのは数ヶ月後になる。


職業としての小説家 (新潮文庫)

職業としての小説家 (新潮文庫)


こないだ新宿京王7F丸善に寄ったとき、
ふと見ると新潮文庫新刊として出てるじゃないか。
わずか1年後の文庫化、
村上さん、スイッチ・パブリッシング、新潮社、
やってくれますね!


カウンターでQUOカードで精算している客がいた。
「そうか、QUOカードはこの店で使えるんだ」と教えてもらい、
ずっと未使用だったカードで精算。
文庫を手に入れました。
百貨店だったから使えたのか、
書店ならどこでも使えるのか、いまだに知りません。
こうしたカードや商品券は使える場所、期間がまちまちで
とても全部は覚えきれません。


   (調べてみました!下線部をクリックすると使える店が分かります。
   丸善は一部店舗を除いて使えます。ブックファーストも大丈夫)


読みさしの文庫を今度の出張に持って行き、
少しずつ読んでいって、ちょうど東京に戻ってきた山手線で読了。
これから小説を書いてみようと思う人にはもちろん、
そうでない人にも村上さんの飾らぬ、誠実な文章、教えは
きっと参考になると思います。


僕自身は当面小説は書きそうにない気がするけれど、
文章を書くとき、英文を翻訳するとき、
この本で学んだ心得を活かせるなと思いました。


職業としての小説家 (Switch library)

職業としての小説家 (Switch library)


(文中一部敬称略)