猫部(体育会)強化合宿の正月休み


いえいえ、正月休みを利用して
絵の具を溶いて、画でも描いてみようかと
一念発起した訳ではありません。



(オレンジの物体は、小卵の黄身、仔猫用粉ミルク・エスビラック、
きび砂糖を混ぜたもの。高タンパク、高カロリー)


12月に入って血液検査の結果、
肝臓、腎臓の数値が悪化した胡留さんが
自力でごはんを食べられなくなりました。
一日の必要カロリーを摂れなくては餓死してしまう!
と同居人がメニューを考案。
プラスチックシリンジの先をカットした給餌容器も開発しました。


大王ケアサービス(新規立ち上げ)は、
シリンジの食事の準備係。
給餌後、顔や身体を拭くアツアツのおしぼり3本も用意して、
準備に30分前後かかります。
経験を積むうちにだいぶ上達してきました。
(語学やコードの勉強と一緒だね)


そんな訳で年末年始、同居人と僕の注意は
主として胡留さんに向けられていました。



(年賀状の残りは、本のしおりとして再活用。
アートディレクション/デザイン:加納彰、イラストレーション:筆者)


4日夕方、買い物に出掛けようと思って
玄関で用を足そうとしている大王に遭遇。
こんなときバタバタ出掛けるのは
猫に対して礼を失するので、ジッと観察。
いきむ様子で5分ほど経過しても、
大も小も、いっこうに姿を見せません。


ヘンです。
さらに観察を続けると、
困り顔の大王。
やや、これは!
オシッコが詰まったときの合図です。


さぁ、それからは、すべての予定を脇に置き、
O動物病院代診YB先生の元へ本日二度目の出勤。
以下の難儀な顛末は、
同居人ブログ「もるとゆらじお」が詳細に報告しています。
猫のオシッコ詰まりは36時間放置で落命しますから
されどオシッコ、なのです。


そんなこんなで、我が家の年末年始休みは、
体育会・猫部の強化合宿となりました。
一日が終わると、毎晩バタンキュー、です。



(ケアの甲斐あってか、胡留さん本人の生命力の賜物か、
一時は2.50kgまで下がった体重が、2.96kgまで回復。うれしい)