ロシア語学習、2年目に入りました


10月からロシア語の勉強が2年目に入った。
僕の語学勉強のベースキャンプはNHKラジオ講座だ。


2017年10月から18年3月までは
林田理惠講師「大人のためのロシア語」(入門編)、
安岡治子講師「ロシア文学からの贈り物」(応用編)。
18年4月から9月までは新講座を取らず、
林田・入門編をひたすら復習し続けた。
ロシア語に取れる勉強時間が限られているので(主に通勤帰りの45分)
手を広げすぎて基礎が中途半端になるのを怖れたのだ。
6ヶ月の入門編を5回弱通して復習できた。



18年10月からは
オレーグ・ヴィソーチン「千里の道も一歩から」(入門編)、
徳永晴美講師「日本へようこそ!〜日本と日本人をかたる〜」
(応用編)の2講座を聴き始めた。



(右:オレーグ・ヴィソーチン講師、左:いちのへ友里アシスタント)


ヴィソーチン講師は
ソ連科学アカデミー付属極東研究所で日本語を研究。
現在は関東国際高等学校のロシア語講師。
日本語が堪能で、初のラジオ語学講座講師を務める。
(16年4〜9月の再放送)
ユーモアのある語りが親しみやすい。



(左:徳永晴美講師、右:アレクセイ・ラフーボパートナー)


徳永講師は僕が好きな作家・米原万里の師匠。
米原も後に務めたロシア語通訳協会初代会長。
日本国外務省および駐日ロシア連邦大使館特別研修講師。
外務省職員のロシア語講師は米原も担当していたことがあり、
その時から作家・佐藤優とも親交があった。


徳永、米原の二人はロシア語では皆無だったガイドテキスト
『ロシア語版 日本案内』(ロシア語通訳協会刊)を執筆・出版。
ラジオ講座では、時折混ざるべらんめぇ口調に好感を覚える。
すき間時間を使った勉強だが、それでも一年続けてみると、
ロシア語がだいぶ読めるようになった。





辞書は電子辞書・物書堂(ものかきどう)
プログレッシブロシア語辞典(編集主幹:中澤英彦/2016)が
圧倒的に使いやすい。
ネットで学習者が推薦していた辞書だ。
音声が聞こえるので(AIの人工音声でしょうね)、
発音が不明な語はその場で確認し
記憶するようにしている。




(講師写真2点は公式サイト「NHK語学」より引用)