英語、ドイツ語、ロシア語を勉強するとき、
それぞれの言語が話されている都市のラジオ放送をBGM代わりに流している。
無料アプリ「Radio Garden」を利用している。
「グローバル版radiko」のような使い勝手のアプリだ。
BRUTUS 2021.3.15号「なにしろラジオ好きなもので③」掲載記事を引用する。
世界地図から気になる地域の番組に飛べる
アプリ「Radio Garden」をチェック。
コロナ禍で時間ができて「これまでより音楽を聴くようになった」
とインタビュー誌に語った、音楽家のブライアン・イーノ。
彼が郊外の家で使っていたのが、
世界中のネットラジオが聴ける「Radio Garden」だ。
アプリを起動すると地球儀が現れ、
陸上に多数、緑色のドットが表示される。
それぞれのドットはそこにあるラジオ局を表していて、
タップすることで放送中の番組にリアルタイムでアクセスできる。
バミューダ諸島のゆるいレゲエや、
メキシコのラテンミュージック……。
遠くの国のメロディや言葉からは、
その土地の空気感まで伝わってくる。
地球儀を回したり拡大したりして、
地図から世界のラジオを楽しめる無料アプリ。
気に入った局はお気に入りに登録すると便利。
(p.81)
ウクライナの首都キーウのラジオ局
DJ FM 96.8にチューニングすると
ニュースは緊迫した口調のウクライナ語で伝えることはあっても、
それ以外の時間帯はDJたちがごく普通に音楽を流している。
2022年2月24日以降、ロシアのウクライナ侵攻が続く現在も
欧米や日本のメディアが伝える情報とは明らかに異なるトーンの放送が
現地の首都で続いていることを知る。