クリッピングから
朝日新聞2024年3月16日朝刊別刷be
「上手に悩むとラクになる」(臨床心理士・中島美鈴)
ある時とない時にめりはりを
たとえば、一口サイズのチョコレートの大袋を開けて、
気のむくままに口にするのではなく、
お皿洗いが終わったら一粒、掃除が終わったら一粒、
というようにやるべきことをやる時間とチョコの時間を
少しずつ分けていくことが効果的です。
数分でいいのでご褒美を「先延ばし」にするのです。
最初は難しいですが、
この先延ばす力こそが「抑制」という脳のはたらきです。
日頃、感情を抑えて我慢したり、やりたくないことでも
ちょっと我慢して着手したりするときに役立つのです。
抑制を鍛えることで、ご褒美へのときめきを取り戻せますよ。
(中島美鈴さん本人のイラストが楽しい。これなら自分にもやれそうな気がする)
そう言えば、池内紀さんも
「ご褒美戦略」を活用していましたね。
池内さんはチョコでなくせんべいでした。