その声がドビッシーホールを充たした


朝から夕方まで7本のセミナーを聴く。
TED@カンヌでギター片手に二曲披露した
エチオピア若い女性、Meklit Haderoの唄声が一番素晴らしかった。
700人から800人は入るドビッシーホールが
彼女ひとりの声の響きで充たされた。



TEDはTechnology, Entertainment and Designの略。
有名無名を問わずスピーカーが
新しいアイデアを15分ほどでプレゼンテーション。
その画像を世界中にストリーミングで共有するプラットフォーム。
きょうはTEDのさわりとして
4名のスピーカー(シンガー1名含む)がカンヌの舞台に登場したのだ。



ほとんどのセミナーはソーシャルメディアを活用したシェアリング、
社会貢献、財団などの仕組みづくりに触れている。
時代の潮流と言ってしまえばそれまでだが、
あまりにみんなが同じことを主張するとつい逆らいたくもなる。
まぁ、業界のそんな雰囲気までまるごと味わえるのが
時間とお金を使って現場に来ている価値なのか。



本日の授賞式(前半は毎日ある)と
オープニング・ガラ・パーティはパスして
海岸沿いをひとりでウォーキング。


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