祝「報道の自由推進賞」受賞(吉村、飯島両記者)


スクラップブックから。
朝日新聞2017年8月30日朝刊
森友学園」の問題をスクープ
本紙記者 報道の自由推進賞



   学校法人森友学園大阪市)への
   国有地売却問題をスクープした朝日新聞の記者2人が、
   日本外国特派員協会の「報道の自由推進賞」に選ばれた。


   報道の自由推進賞は、
   特定秘密保護法の施行などによって取材環境が厳しくなるなか、
   報道の自由や民主主義の担保に貢献した
   ジャーナリストに贈られる。


   このうちの「日本調査報道賞」に、
   大阪本社社会部の吉村治彦記者と、
   飯島健太記者(現東京本社国際報道部)が選ばれた。
   2人は2月、財務省近畿財務局が森友学園
   近隣国有地の約10分の1の値段で国有地を売却し、
   売却額を非公表にしていたことを報じた。



そう言えば記憶にあるな、と思い
デジタル・スクラップブックを探してみた。
ありました、ありました。
朝日新聞」2017年2月14日付記事です。



   学園「ごみ撤去1億円」
   国有地購入 国見積もりは8億円


読んだとき、最後の一節が引っかかっていたので
記憶に残っていたのです。


   籠池理事長は憲法改正を求める日本会議大阪の役員で、
   4月開校予定の小学校のホームページによると、
   名誉校長は安倍晋三首相の夫人・昭恵氏。
   (吉村治彦、飯島健太)



なぜ、安倍昭恵氏がこの件に……?
首相関与の疑惑が残るな、とこのとき感じたのです。
以来、政界を揺るがす事件に発展したことは
記憶に新しいところです。


こうした仕事をする記者たち、
掲載する新聞もエライが
その仕事を公式に誉める日本外国特派員協会
「さすが!」と僕は思いました。


吉村記者、飯島記者、受賞おめでとう!
特定秘密保護法施行にひるまず
僕たち読者のためにいい仕事を続けて下さい。
応援しています。