クリッピングから
讀賣新聞2021年7月13日朝刊
読売歌壇(俵万智選)
今週も好きな歌3首、抜き書きします。
紋白蝶風に甘えるごとくゆく
薔薇の手入れをする妻の背を
紋白蝶の飛び方が
いかにも愛らしく見えてきます。
婚期とか考えているふりをして
姉がナイフを握っています
東京都 長井めも
ミステリー仕立てのような不思議な「怖さ」が
ありました。
接種場溢れんばかりの高齢者
そのひとりとなる我に驚く
僕も一回目の接種を受けに行って
同じ想いを持ちました。
それに比べて問診の先生や裏方スタッフの若々しいこと!
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