クリッピングから
毎日新聞2022年1月4日朝刊
読者投稿欄「みんなの広場」
「小さな勉強法」はメモ帳
主婦 梶村貞美 70 (兵庫県)
新聞やテレビで見聞きしたことを、
思い出せなかったり理解できなかったりしたことがあります。
中でも、カタカナ語を知らないことが多くなっています。
そんなことを少しでも解消しようと
最近、メモ帳作りを始めました。
幅4㌢、長さ8㌢のメモ帳を作り、日付と用語を書きます。
先日は新聞で「エシカル(倫理的)」という言葉を知りました。
難読字、植物名、人名、地名など気になる用語は
読み方と意味を書き留めるようになり、
メモ帳は膨らむ一方です。
後で見返すと「あっ、そうだった」と合点がいったり
メモしたことを忘れていたりしたこともあります。
先日、友人を待つ間にメモ帳を見ていたら
「サステナブル(持続可能な」が出てきました。
「難しい読み方。でも覚えよう」とつぶやきました。
高校生の頃、地理の先生が
「記憶するには反復練習だ」と言っていたのを思い出しました。
新年を迎え、私の「小さな勉強法」を、
ますます楽しみたいと思います。
目だけに頼るのでなく、
手を動かして記憶することは有効だと僕も思います。
梶村さんのメモ帳、すぐに実行可能で
素晴らしいアイデアです。
毎日、楽しく継続するのがコツなんですね。