原田ひ香さんがツイッターで紹介していた作品。
藤野千夜(ちや)『団地のふたり』(U-NEXT、2022)を読む。
ゆるふわの友人関係、なんかホッとするんだなぁ。
(装画/北澤平祐、装丁/鈴木久美)
アマゾンの紹介文を引用する。
50歳、独身、幼なじみ。
小さな恥も誇りも初恋もほとんど全て知っているから、
のほほんと気楽でいい。
話題書『じい散歩』の著者・藤野千夜 最新作
五十歳を迎え、生家である団地に戻った幼馴染の二人、
なっちゃん(桜井奈津子)とノエチ(太田野枝)。
売れないイラストレーターのなっちゃんは
今やフリマアプリでの売り上げが生計のメインで、
ノエチは非常勤講師の仕事のストレスを日々友に吐き出す。
保育園からの付き合いの二人がゆるく、のんびり毎日を過ごす。
友情をユーモアと温かさたっぷりに描いた傑作。
(第20回野間文芸新人賞受賞作)
(第122回芥川賞受賞作)