村上春樹『めくらやなぎと眠る女』(新潮社、2009)


帰宅してから猫のトイレ掃除とご飯の準備を済ませた後、
アプリでジャズピアノを聴きながら、一日一篇ずつ読んでいた。
ニューヨーク発24の短篇コレクション
村上春樹『めくらやなぎと眠る女』を読む。



装丁が洒落ている。
ニューヨークで出版されたとおぼしき表紙に
日本語版の透明カバーを付け、原書の雰囲気を残している。
英語版と同じ作品構成で届けるのが
この本の狙いだ。


濃密なエスプレッソをデミタスカップで楽しむように
文章と物語をゆっくり味わう。
この本の最後には僕が大好きな『東京奇譚集』全作品が
収められている。



図書館の貸出規定の4週間で全部を読み切れなかったので、
しおり代わりにiPhoneで写真を一枚撮った。
旅から戻ったら、また借りてきて続きを読もうと思う。


めくらやなぎと眠る女

めくらやなぎと眠る女