寄藤文平さんが描く「なつかしい一冊」

毎日新聞土曜朝刊「今週の本棚」は
デザイン・絵を寄藤文平さんが担当している。
選者が毎週交替で「なつかしい一冊」を披露する。
コラムに添えられるイラストレーションが絶品だ。


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12月12日は西垣通さん(情報学者)が
マルティン・ブーバー著/植田重雄訳『我と汝・対話』
岩波文庫 924円)を紹介した。
色合いがいい。
よく見ると、一枚の絵の中に
取り上げた本にまつわる物語が読み取れるようだ。


以前の掲載紙を探してみた。


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吉本隆明共同幻想論』(選者/橋爪大三郎さん)
(2020年11月28日)


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エーリッヒ・ケストナー飛ぶ教室』(選者/川本三郎さん)
(同11月21日)


いつか、寄藤さんの装幀・イラストレーションで
「なつかしい一冊」が書籍にまとまったら楽しいだろうな。


飛ぶ教室 (新潮文庫)

飛ぶ教室 (新潮文庫)


デザインの仕事

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