読書メモ:原田ひ香『口福のレシピ』(小学館、2020)

作家連読三冊目。
原田ひ香『口福のレシピ』(小学館、2020)を読む。



「BOOK」データベースから引用する。

    *「BOOK」データベースとは、紀伊國屋書店トーハン、日本出版販売、
      日外アソシエーツの4社の共同事業として運営されている図書内容情報データベース。


  品川留希子は、幼い頃から後継者の道が決まっている雰囲気や、
  学園の方針への抵抗があり、大学卒業後は企業にSEとして就職した。
  でも、料理は好きだった。
  SNSでの発信をきっかけに、料理研究家として活動を始め、
  令和元年のゴールデンウィークに向けたレシピ企画を立ち上げる。


  一方、昭和二年。
  品川料理教習所の台所では、女中奉公に来て半年の山田しずえが、
  西洋野菜のセロリーと格闘していた―。
  心をほぐす“家庭料理”小説。


    【編集担当からのおすすめ情報】

    『三人屋』『ランチ酒』『まずはこれ食べて』
     ――旬のおいしい小説作家が、家庭料理のレシピの歴史に挑む意欲作です。

              (上記編集担当情報のみAmazon.co.jpサイトより引用)


主人公・品川留希子とその曾祖母・山田しずえが
一冊のレシピノートを通じて「交流」し合う物語。
鍵を握る一品が「豚の生姜焼き」。