きょうのスクラップブックから。
朝日新聞2017年6月6日朝刊。
ボブ・ディランノーベル文学賞受賞講演から引用。
もしひとつの歌があなたを感動させるのなら、
大事なのはそのことだけだ。
私はいろんなことを
自分の曲に込めてきた。
だが、何を意味するか気に病むつもりはない。
私たちの歌は生きている。
文学とは違う。
読まれるのではなく、
歌われるべきだ。
歌詞を、意図されたそのままに聴く機会を
持ってほしい。
YouTubeにアップされたボブ・ディランの言葉に耳を傾ける。
音楽のような語り口に引き込まれる。
ノーベル文学賞受賞に対するメッセージとして
敬意を払いながらも、自分の持った違和感は伝える。
これ以上の表現はなかったように思えた。