Eテレ「100分de名著」、斎藤幸平が講師を務める『資本論』が面白い!
第3回は「イノベーションが「クソどうでもいい仕事」を生む!?」。
文化人類学者デヴィッド・グレーバーの著書『ブルシット・ジョブ』
(クソどうでもいい仕事)(岩波書店、2020)等から引用し、
「イノベーション」の意味をマルクスの視点で深掘りした。
進行役のひとり、伊集院光が「Eテレらしくないタイトルですが…」
と予防線を張るくらい、『資本論』を読み解きながら、
斎藤は現代の労働者の問題に歯に衣着せず斬り込んでいく。
NHK 100分 de 名著 カール・マルクス『資本論』 2021年1月 (NHK100分de名著)
- 作者:斎藤 幸平
- 発売日: 2020/12/25
- メディア: ムック
(新聞のテレビ欄では「クソ」が取れていた)
斎藤は1987年生まれ。
まだ30代半ばだ。
日本の経済思想界に楽しみな人が出てきた。
(放送終了後1週間は、「NHKプラス」で視聴できます)
- 作者:斎藤 幸平
- 発売日: 2020/09/17
- メディア: 新書
- 作者:デヴィッド グレーバー
- 発売日: 2020/12/24
- メディア: Kindle版