100分de名著/マルクス『資本論』③(講師:斎藤幸平)

Eテレ「100分de名著」斎藤幸平が講師を務める『資本論』が面白い!
第3回は「イノベーションが「クソどうでもいい仕事」を生む!?」。
文化人類学者デヴィッド・グレーバーの著書『ブルシット・ジョブ』
(クソどうでもいい仕事)(岩波書店、2020)等から引用し、
イノベーション」の意味をマルクスの視点で深掘りした。


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進行役のひとり、伊集院光が「Eテレらしくないタイトルですが…」
と予防線を張るくらい、『資本論』を読み解きながら、
斎藤は現代の労働者の問題に歯に衣着せず斬り込んでいく。



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(新聞のテレビ欄では「クソ」が取れていた)


斎藤は1987年生まれ。
まだ30代半ばだ。
日本の経済思想界に楽しみな人が出てきた。
(放送終了後1週間は、「NHKプラス」で視聴できます)


人新世の「資本論」 (集英社新書)

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(番組だけでは物足りなくて、手を伸ばす。12万部突破)