2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

12歳の初心

4月はNHK語学講座が始まる月である。 41年前、中学に入学したその日から ラジオ「基礎英語」を聴き始めた。 以来、松本亨先生、杉田敏先生など 達人たちの教えを受けてきた。 会社に入って長い休み期間があったが、 8年前に再開した。 毎年3月のこの時期にな…

キャビアおむすび

同居人が入手に成功したキャビアを使って 秘湯会&モルトクラブでキャビア祭りを開催した。 カリカリに焼いたバゲット、赤かぶ、ゆで卵を用意して 二種のキャビアを乗せて味わう。 シャンパンはあいにくなかったが、 ボルドーの白を寸胴の氷でキンキンに冷や…

外国から来た友の目

パリから古い友人夫妻がやってきて 仲間たちと夕食を楽しんだ。 お二人はともにコマーシャルのディレクターとして 世界の第一線で活躍してきた方たちだ。 日本の文化に大変関心を持ち、 4週間ほど滞在し鎌倉など近郊を旅する。 お二人が日本や日本人のどこに…

畑を見てから出社する

これが先週畝を作った秘湯会の畑。 毎朝通勤途中に様子を見る。 奥の二畝にジャガイモ、 手前の敷きワラをした畝が絹サヤ。

戦略としての食事

食事を考えることは 健康を維持するための戦略である。 コンビニ弁当やらカップ麺が続いては 日々の仕事に取り組む意欲が減退する。 アンドルー・ワイル博士の著作に学んで7年半。 風邪をこじらすこともなく 腹をこわすことも減った。 呼吸、食事、睡眠、運…

春を感じる瞬間

ふとした瞬間に春を感じる。 長野ベーカリーで夜食のパンを買った後、 地下道を通って階段を上がり地上に出る。 その瞬間。 冬の日々とは光の量がもはや違う。 なにかが新しく始まることを 身体の全細胞が期待しているかのようだ。 会社には人事異動の季節が…

見たくなる

庭に咲く花のデザインを見ていると、 こりゃあ、人間には作れんわと降参したくなる。 ほんのひととき美しく咲いては散っていくのに 見てくれ見てくれと騒ぐわけでもない。 だから僕はよけい見たくなる。 僕でよければアートディレクション賞を 差し上げまし…

二丁目の夕日と哲学者

この頃はいつもデジタルカメラを 持ち歩いているのでふと気になると 写真におさめるのが習慣になった。 俳人が五七五で自然や気持ちを切り取るように シャッターでその瞬間を記録することは面白い。 空模様は一瞬のうちに変化し二度と戻ってこない。 きょう…

畝をつくった休日

週末は秘湯会の農園で畝をつくる。 じゃがいもの種芋を二種、 副会長たっての希望で絹サヤの種を蒔く。 絹サヤは普通11月に蒔き、苗で越冬させ 5月に収穫する。春蒔きで育つか、どうか。 なにごとも試行錯誤であり、 失敗しても経験として蓄積することにする…

早春の山野草図鑑

同居人が世話している庭は 山野草図鑑のようである。 僕の鼻が花粉を探知しはじめる頃、 複数の山野草が土の上に顔を出し つぼみをふくらませ、花を咲かせる。 その都度、名前を尋ねるのだが なかなか覚えることができない。 植物の変容が季節の動きを教えて…

Paulのクロワッサン

いまの会社に出向が決まって下見に来たら ビルの一階にPaulがあった。 おお〜、少なくともうまいパンが食える。 そう思った。 以来、朝食、昼食、残業食など お世話になっている。 Paulは本当のことを言うと、 バゲットや、ライ麦、クルミ、 レーズンなどを…

たんかんが届いた

奄美大島で収穫されるたんかんはいまが旬。 ビタミン豊富で味がいい。 僕の行きつけ、スーパーマーケットS屋でも 毎年この時期入荷する。 家に帰ったら箱で届いていたから うれしいじゃありませんか。 同居人が勤める会社の社長が送ってくれた。 ということ…

身体が野菜を呼んでいる

春が近づいてくると 青いものがおいしくなる。 特売のスナックエンドウをまとめて買い 筋をとってシャキッとゆがく。 おかかをかけてよし、 マヨネーズで食べてももちろんおいしい。 幕の内弁当やサンドイッチの昼食ばかりでは 野菜が物足りない。 自分で食…

パリの新作グリーンティー

銀座の紅茶専門店マリアージュの春の新作、 サクラグリーンティー、サクラホワイトティー。 毎年、この季節に限定発売になるお茶である。 パリの本店でサクラをイメージして創作した 花の香りを楽しむティーなのだ。 日本の煎茶とはまた違う味わいがある。 …

ビジョナリ−の言葉の宝石

待ちに待った梅田望夫さんの新刊 「ウェブ時代5つの定理」を手に入れ、 週末じっくり読んだ。 長い時間をかけて梅田さんが丁寧に集めた ビジョナリー(それぞれの分野の専門家で、 テクノロジーの変化していく未来を洞察する人) たちの言葉はどれも印象深い…