講義

佐藤優『神学の思考—キリスト教とは何か』(平凡社、2015)

三連休最終日。 東京も35℃越えの猛暑日が続き、 身体にこたえる日々ですね。 同志社講座2019の教科書の一冊、 佐藤優『神学の思考—キリスト教とは何か』(平凡社、2015)を読み終えました。 神学の思考作者: 佐藤優出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2015/01/1…

やりたくないことを、やらずにすませるたくらみを(京極夏彦)

クリッピングから 朝日新聞2019年8月7日夕刊 「語彙は武器 言葉を使いこなそう」 京極夏彦さん、10代に向けた「特別教室」 ミステリー作家の京極夏彦さんが、 10代を前に、言葉を使って生きることについて本気で語った。 「17歳の特別教室」と題した講談社の…

佐藤優『君たちが忘れてはいけないこと—未来のエリートとの対話』(新潮社、2019)

聞き手の設定する質問のレベルが高く、熱意が備わると、 対話はこんなに面白くなるんだと思った。 『君たちが忘れてはいけないこと—未来のエリートとの対話』 (新潮社、2019)を読む。 君たちが忘れてはいけないこと: 未来のエリートとの対話作者: 佐藤優出…

池上彰『おとなの教養2—私たちはいま、どこにいるのか?』(NHK出版新書、2019)

世の中で起きている大切なことを分かりやすく解説してくれる ジャーナリスト・池上彰さん。 その本質は硬派である。ヤワでない。 好評だった『おとなの教養』(NHK出版新書、2014)続編、 『おとなの教養2—私たちはいま、どこにいるのか?』 (NHK出版新書、…

佐藤優講師「宗教改革とは何か?」、修了しました

同志社講座2018春講座・佐藤優講師 「宗教改革とは何か?」第10回を受講。 教科書として使ったフロマートカ『宗教改革から明日へ』の 締めくくりとなる重要な一節を僕は朗読させてもらった。 受講生が講師指定部分を順番に朗読し、 佐藤さんが解説したり、画…

極私的ベスト2018(その他篇)

2018年、独断と偏見のみの極私的ベスト(その他篇)です。 ご笑覧ください。 第1位 浪江ツアー(楽浪引き取り) 副会長の運転するクルマで福島県浪江町在住の ボランティアAさんの家まで楽浪(ささなみ)を引き取りに出掛けました。 3.11以降に産まれ、猿や…

松岡正剛『情報の歴史を読む』(NTT出版、1997)

仕事にちょいと疲れると サイト「日本の古本屋」「アマゾンマーケットプレイス」で 自分が狙っている古書の出品、値動きを見て逍遙します。 出ました、出ました! めったに市場に出ず、 出ても10,000円は下らない本が半値で出ています。 即購入のクリック。 …

松岡正剛『情報の歴史を読む』(NTT出版、1997)

土曜午後はコインランドリーで洗濯している間、 地元K図書館前ベンチで講義を受ける。 本日は松岡正剛さんが1993年9月27日から29日まで 千葉大学で行った特別講義。 大澤真幸千葉大学助教授(当時)に依頼され実現した。 松岡正剛『情報の歴史を読む—世界情…

松岡正剛『ちょっと本気な千夜千冊 虎の巻』(求龍堂、2007)

『千夜千冊』を二冊ずつ図書館で借りている。 全8巻の「アウトラインを高速ツーリング」する虎の巻を見つけた。 重宝している。 松岡正剛『ちょっと本気な千夜千冊 虎の巻—読書術免許皆伝』 (求龍堂、2007)を読む。 ちょっと本気な千夜千冊虎の巻―読書術免…

加藤陽子『戦争まで—歴史を決めた交渉と日本の失敗』(2016)

書店(ジュンク堂池袋店)、出版社(朝日出版社)、 大学教授(加藤陽子)、塾生(27名の中高生)が協力すれば こんな知的醍醐味のある本が生まれるんだとうれしくなった。 加藤陽子『戦争まで—歴史を決めた交渉と日本の失敗』 (2016、朝日出版社)を読む。…

佐藤優『悪の正体—修羅場からのサバイバル護身術』(2017)

キリスト教や神学は講義を聴いたり本を読んでも なかなか肌感覚で掴めないところがある。 ところが「悪」の補助線を引くと、 「なるほど!」と合点がいくことが何度かあった。 「悪」に着目すると、「善」を読み解けるのか。 佐藤優『悪の正体—修羅場からの…