スポーツ

視点を変え、一瞬を捕まえる

スクラップブックから 朝日新聞2018年8月15日夕刊 一瞬にかける 100回を迎えた夏の高校野球。 最後まで勝利を目指して、熱戦が続く。 球児のひたむきな全力プレーにレンズが迫った。 大会第1日(5日) 済美—中央学院 四回表済美2死一、三塁、一塁走者の二盗…

彼らは化け物だった(長友佑都)

スクラップブックから 朝日新聞2018年7月6日朝刊 完全燃焼 世界を本気にさせた 日本8強逃す 日本中が湧いていたような感じもあった サッカーワールドカップロシア大会ベルギー戦。 記事の中でこんな一節が目を引いた。 それでも、「彼らは化け物だった」とDF…

小さい子に顔を覚えてもらいたい(松坂大輔)

松坂投手が勝ちました! この3年間、ソフトバンクで結果を出せず、 苦しみ続け、中日にテスト入団。 一時は打者に転向してでもプロ球界に残りたいと 覚悟を決めていました。 日刊スポーツ2018年5月1日から。 —逆境と闘う姿に勇気づけられた人が多い。 松坂 …

しりあがり寿『地球防衛家のヒトビト』(朝日新聞夕刊連載)

スクラップブックから 朝日新聞2018年4月11日夕刊 しりあがり寿『地球防衛家のヒトビト』 このところネームの切れ味が抜群だ。 男1: またウチの文書管理が進化したって? 男2: もう国家なみですよ ここから先が「存在しないことになってる文書」 男1: え…

病気になっても病人にならない(田部井淳子)

スクラップブックから 朝日新聞2018年2月26日朝刊 折々のことば 1033 鷲田清一選 病気になっても病人にはならない 田部井淳子(登山家) 女性として 世界初のエベレスト登頂をなしとげた登山家は、 抗がん剤治療を受ける中、 夫とこう言い続けたという。 「…

ザハ・ハディッドの国立競技場が見たかった

平昌の冬期オリンピックで 日本も賑わっていますね。 この場所、2年半後の夏には 世界中からお客さんがやってきます。 いまは大江戸線の国立競技場駅で乗り降りする人は少なく、 改札口も無人です。 2年半後には人人人で、 タイヘンなことになっているんだろ…

ある怪物の行方を決めるテスト

スクラップブックから 朝日新聞2018年1月19日朝刊 中日、松坂大輔入団テストを非公開で23日実施 プロ野球・中日は18日、 昨季限りでソフトバンクを退団した 松坂大輔投手(37)の入団テストを 23日に行うと発表した。 (略) テストには森監督をはじめ 首脳…

悪質な行為と人物像が結びつかない(忠鉢信一)

スクラップブックから 朝日新聞2018年1月11日朝刊 視点/カヌー 薬物混入 加害者の鈴木康大(やすひろ)選手は、 小松正治(せいじ)選手に対する薬物混入事件だけでなく、 7年前ごろから他にも嫌がらせをしていた。 しかし悪質な行為と人物像が結びつかない…

達成感を味わえば前に進める(イチロー)

シニア・ブロガー「TOSHIの鏡」さんなら こうした場面でどんな記事を書くだろうと想像してみる。 天皇陛下のお言葉が発表された場面や、 イチローの大リーグ3,000本安打達成の場面だ。 いま「TOSHIの鏡」は休載中で、 愛読していた僕はコメントが聞けなくなっ…

60代を速歩でウォーキング

ウォーキングを始めて16年目になる。 週末は公園を抜け、川沿いを歩き、また公園に帰ってくる。 コースに少々バリエーションがあって、 45〜60分くらいのエクササイズだ。 どの季節も楽しいが、いまから初冬くらいまで、 葉が色づき、すっかり落ちる間のウォ…

シークワーサーとサーロインステーキ

秋休み二日目。 近所に住む副会長を誘って秋の小宴。 ヤクルトファンの副会長は この時期首位を走るチームの調子に心配そうだ。 本日は阪神との直接対決。 4位広島もクライマックスシリーズを狙っているから 油断ならない。 泡盛の一升瓶をS酒店で仕入れた。…

落合博満『コーチングー言葉と信念の魔術』(2001)

落合博満『コーチングー言葉と信念の魔術』を読む。 近著『采配』がよく読まれているが、 その勢いで10年前のこの著書も増刷平積みになっていた。 落合の野球に対する姿勢、群れをつくらない生き方には かねがね共鳴していた。 この本は素朴な文章ながら落合…

イビチャ・オシム『恐れるな!』(2010)

ワールドカップ南アフリカ大会の前に書かれた本『考えよ!』の続篇、 イビチャ・オシム『恐れるな ーなぜ日本はベスト16で終わったのか?』を読む。 凡百のサッカー論評と異なり、 オシムの視点、洞察はいつもサッカーというスポーツの見方を 僕に教えてくれ…

都心ど真ん中、銭湯再生

銭湯お遍路を達成してもそれは通過点。 東京の旅人は少しも気を抜きません。 おとといはお遍路二周目の皮切りに 千代田3番・稲荷湯におじゃましました。 千代田区の銭湯はもう4軒しか残っていないけれど、 それぞれ皇居ランナーを応援しています。 銭湯にや…

はて、どうやって涼もうか

あまりの暑さに猫たちも思い思いの場所を探して 精一杯涼もうとしている。 コトランはお風呂場のタイルの ヒンヤリした感じを近頃好むようになった。 黒兵衛は黒電話の隣りでゴロン。 無理もない。 人間もひとたびエアコンの効かない戸外に出ると クラクラす…

イビチャ・オシム『考えよ!』 (2010)

ワールドカップ南アフリカ大会が終了してから 読もうと思っていた本がある。 イビチャ・オシム 『考えよ!ーなぜ日本人はリスクを冒さないのか?』である。 まだスペイン対オランダの決勝戦は残っているが、 おおかたの日本人にとってワールドカップは終わっ…

2010年、前半戦終了

見たいものがあるとデジタルカメラで記録しておく。 気になるものはそのうち時間を作って見にいくことになる。 ということは、街中のポスターや看板は 僕には効いている訳ですね。 ところで昨夜はサッカー日本代表のパラグアイ戦で 元気をもらいましたよね。…

暑さにめげず、鈴成八ツ房菜豆

5坪の畑だが、ときおり育った作物を見て 「はて、なにを植えたんだっけな?」と首をひねることがある。 6月17日「空中カボチャ」に掲載した写真で、 はじめ「鞍掛豆」と書いたのを「隠元豆」に修正した。 が、正確には「鈴成八ツ房菜豆」であった。 「野口の…

朝青龍引退。さみしい。

朝青龍。引退となるとさみしい。 どんな舞台も華がある役者がいないと、 理屈はともあれ観る気がしない。 M湯に飾られている日本相撲協会のカレンダー。 1月2月は朝青龍と白鵬の二枚看板が登場している。 よもやこの期間中に引退することになるとは 本人も夢…

松井秀喜選手、MVPおめでとう

ヤンキース松井秀喜選手が ワールドシリーズMVP。うれしいなぁ。 怪我して以来、守備ができず、 指名打者や代打ばかりで連続出場もできなくなった。 日本でずっとスターだった松井選手が逆境にもめげず、 チームが世界一になるために ニューヨークで闘い続け…

銭湯ランナーたちの木曜日

クイズ。 靴があふれるこの場所はさてどこでしょう? 答え。 神田神保町にある千代田2番の銭湯、梅の湯入り口でした。 こんなに混む銭湯など近頃見たことがありませんね。 ここに集うみなさん、 実は一周5kmの皇居外周を走る「銭湯ランナー」たち。 千代田1…

野茂が引退を表明した日

野茂英雄が引退を表明した。 僕がもっとも敬愛する野球選手である。 僕は覚えている。 94年に野茂が近鉄を退団し メジャーリーグへの挑戦を始めた頃、 野茂を非難し嘲笑していた人たちのことを。 監督、評論家などを務め、 球界でもそれなりのポジションを持…

刮目して見よ

日本シリーズで中日が53年ぶりに優勝。 年俸400万の育成選手でシーズンを始めた 中村紀洋がMVP。 メッツ入団騒動の頃はずいぶんずれている男だなぁ と思っていたが、このシリーズでは光った。 中村にもう一度チャンスを与えた落合監督もりっぱ。 それにして…