広告/コミュニケーション

若者たちのためのワークショップ

二日間の選考会を終えたら、 続いて若者たちのための二日間のワークショップが始まります。 クリエーティブ・リーダーたちにメンター、講師をお願いして、 ネットワークから選抜された18名を対象に 考える力、グループで協力し合う力、アイデアにまとめる力…

楽しくも厳しいグローバル・ルール

きょう明日は朝9時から この6ヶ月間のネットワークの作品検討会。 会議室に籠もります。 2011年4月からこの会議のチェアパーソンを務めて12回目。 2年前の定年退職をはさんで5年8ヶ月になります。 今回は招聘した海外審査員8名、日本審査員7名、 全部で15名…

大きなことも、小さなことも

本日から長く、エキサイティングな一週間が始まります。 シンガポール、ムンバイ、マニラ、メルボルン、オークランドから ネットワークのクリエーティブ・リーダー5人が東京にやってきます。 幸運なことに僕もこのメンバーに入れてもらっていて(全部で7人)…

「猫の目流」70分一本勝負!

東京広告協会が主催する 「実践広告スキルアップセミナー2016」第5講で 一コマ担当しました。 題して「猫の目流・情報収集活用術 —Know Where & Get Free (or Cheap)—」です。 この日のために2、3週間かけて準備した 100%オリジナルコンテンツです。 (僕が…

ていねいに捨てること

毎年社内で募集する環境啓発ポスター。 今年はこれが気になりました。 ていねいに捨てることは、 ていねいに生きること。 僕もちびた鉛筆が捨てられなくて 補助軸を文房具屋で手に入れて 最後の最後まで使っています。 人生がときめく片づけの魔法作者: 近藤…

肉おむすびのクリスマス弁当

毎月第三木曜日は TCC(東京コピーライターズクラブ)幹事会に顔を出す。 幹事はみなさん忙しい方ばかりなので、 お昼休み+1時間=計2時間で会議が組まれる。 ボランティア活動だが時分時の開催なので 会からお弁当、お茶、コーヒーが出る。 (包み紙は赤と…

広告図書館でランチ後の一服

ランチ後の休憩も これまでのようにテラスで過ごすには 肌寒い季節になりました。 務めるビルの地下に 世界でも珍しい広告図書館があります。 貸出はしていませんが閲覧には充分なスペースがあります。 広告関係の蔵書に限れば おそらく日本でも一二を争う充…

コピーの神さまの講義を聴く土曜日

コピーの神さま、秋山晶さんの講義を聴くために 表参道に出掛けた。 こんな機会はめったにない。 男は黙ってサッポロビール ただ一度のものが、僕は好きだ。 その先の日本へ。 記憶の底に深く残るコピーの数々を 秋山晶さんは書いてきた。 79歳のいまも現役…

「遊子ラボ」に招かれた

本日午前中は恵比寿に出掛けて クリエーティブ・セッションです。 2013年に通った石倉洋子先生主宰 「グローバル・アジェンダ・セミナー(GAS)」同窓会が4月にありました。 石倉先生発案でブロガーちきりんの新著をベースに 自分が提供できる体験をパッケージに…

信濃毎日新聞「家族のはなし」

僕が6年間出向していた会社Fの同僚上島史朗が プロジェクト・クリエーティブ・ディレクターに昇進して 最初に作った作品を送ってくれた。 信濃毎日新聞の創刊140周年キャンペーンの仕事だ。 信濃毎日は日本で二番目に歴史のある新聞社である。 上島たちが考…

世界でもっともアホな死に方

メルボルン地下鉄事故防止キャンペーンが 今年のカンヌ・フェスティバル・オブ・クリエティビティで グランプリを5つ獲得した。 広告史上もっとも話題になった公共広告と持ちきりだ。 さて、我が国では如何? 伝えようとしていることは同じだと居直っては、 世…

外国人でも一目で分かります

ランチにS駅駅ビルに出かける。 和食「椿」に行こうかなと思ったが、 フラフラフラッと初めての店 「スパゲッティ食堂ドナ」に吸い込まれる。 待っている間に目に付いたのが、この看板。 外国人も多いこの街で、 なにがいくらか、一目で分かる表示です。 や…

次世代と共通感覚を持てるか

二日目午後からは 同僚Tさん、僕のふたりでプレゼンテーション。 5社の社員100名以上がぎっしり満員だ。 参加者が中途で席を立ったり、 スマートフォンをいじったりしないのは珍しい と主催者から聞く。 Tさんも僕も参加者を置いてきぼりにしないよう、 イン…

花粉とミツバチKellogg篇

本日午後はアメリカの名門MBAスクール Kelloggのみなさんとクリエーティブ・セッション。 事例を見せながら ソーシャルメディア時代のコミュニーションを読み解く試み "Pollen and Bees (花粉とミツバチ)"です。 さすがに世界各国から集結したKelloggの精鋭…

三分咲きあり、七分咲きあり

日当たりなのか樹齢なのか、 場所によって三分咲きあり、七分咲きありの桜です。 メトロS駅の注意書き。 下段は「2020年オリンピック、かけこみ禁止」 と読めました。

AdFest2013が始まった

AdFestが始まった。 2013年のテーマは"Connect the Dots(点と点をつなげ)"。 Steve Jobsのスタンフォード大学でのスピーチに インスピレーションを受けた言葉である。 AdFestでは参加者が一カ所に集まり食事も一緒にする。 ホスピタリティがしっかりしてい…

7つの丘と300の坂を持つ街

イスタンブールは7つの丘を持ち、300の坂を持つ。 僕が歩く分には変化があって楽しいが、 お年寄りにはさぞかし厳しい環境なのだろう。 審査予備日が空いたので、地元のオフィスに顔を出す。 20人ほどの小さな会社で日本人はひとりもいない。 CDのErselとは…

Future belongs to you

一週間のグローバルクリエーティブ研修は きょうが最終日。 最後に終了証明書、資料DVDを渡し、 集合記念写真を撮って終わります。 事務方を務めたIさん、Hさん、Fさんの三人は きっとヘトヘトになって週末を迎えることでしょう。 21人は国籍性別を越えてす…

てんやわんやの戦場食

今週一週間、僕たちのチームはてんやわんやである。 アジア各国から15人の社員を受け入れ、 なおかつ東京大阪6人の社員と合わせて21人の面倒を見る。 こうした戦場のような経験をともに積まなければ チームワークなど生まれないことを僕は知っている。 こう…

いま、ここが、グローバル

インド、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ベトナム フィリピン、タイ、香港、台湾、中国、日本から 精鋭21人が集結した。 きょうから一週間合同クリエーティブ研修が始まる。 僕たちが一から企画し各方面と交渉し ようやっと予算を獲得して実現した…

Connecting Dots in My Professional Life

一年間一緒に合宿してきた30代の後輩たちに ピアラーニング・セッションを行う。 タイトル "Connecting Dots in My Professional Life"。 副題「僕が戦場で学んだレッスン35」。 僕はこれまでの仕事人生で計3回、 のべ8年9ヶ月の出向経験がある。 社会人生活…

風『風の書評』(1980)

いまどきめったに味わえない極辛書評である。 「週刊文春」匿名書評コラム「ブックエンド」の 1976年10月から1980年8月までの掲載分から選んだ二百余編である。 僕自身は<狐>の書評や、 辛口とは言え谷沢永一の「紙つぶて」の方が読後感がいい。 なぜ自分…

パンダあめなめて中国広告祭

北京、上海からゲストスピーカーを招いて 同僚たちと「中国広告祭報告会」を開きました。 会議室に入ったら中国気分に切り替えていただこうと 音楽とパンダあめを用意しました。 政治経済関係が緊張しているときも、 自由と平和の産物である広告クリエーティ…

新興都市Gurgaon のファームハウス

いま僕たちが訪れているのは デリーにほど近いグルガオン(Gurgaon) という新興都市である。 この10年で開発が進み外資系企業が続々近代的オフィスに入っている。 確かにGurgaonと所在地が記されている名刺を ムンバイの会議で何枚もいただいた。 インドを最…

なにが起きてもインドです

スピーカーとして招待されたコンファランス一日目。 会場に主催者が見当たらないなぁと思ってスタッフに尋ねたら、 なにかの事情で急に来られなくなったという。 しかも、彼はインドでなくアメリカ在住であった。 アメリカ人らしい名前だなぁと僕も思ってい…

土屋耕一『コピーライターの発想』(1984)

土屋耕一『コピーライターの発想』を読む。 土屋(故人)は今年50周年を迎えた 東京コピーライターズクラブ会長を務めていた。 多くの会員から敬愛されているコピーライター先達のひとりである。 コピーライターの発想 (講談社現代新書 (724))作者: 土屋耕一…

場が企画を動かし人を動かす

京都・大阪遠征四日目。 京都から1時間半かけて大阪に移動。 きょうは伝説の先輩Iさんを招いている。 Iさんは本質を見抜く力が強く、 世間が注目する仕事をこれまでいくつもしてきた。 相棒にRさん。Iさんのチームで長年仕事をしてきた方だ。 RさんがIさんに…

秘術を出し合う手作りプログラム

京都・大阪遠征三日目。 それぞれのセッションの企画責任者が 秘術を出し合っての手作りプログラム。毎回飽きる暇がない。 僕はディレクターのひとりとして 全プログラムを体験できる特権を持っている。 学んだことをどう実践で活かすか。 塾生たちがアウト…

丸の内の秋を味わう

AdTech12二日目。 たとえ退屈なセッションでも ひとつくらいはいいところがある。 それが言語情報でなくとも 業界のいまがスピーカーの語る雰囲気から垣間見える。 語り手が伝えようとした情報だけが 聴き手にとって価値ある情報とは限らない。 昼休みは会場…

AdTech12とスープチャーハン

有楽町の東京国際フォーラム。 デジタルマーケティング・コンファランス AdTech Tokyo2012に出かける。 今年の登録者は10,000人を越すというから カンヌフェスティバルに匹敵するにぎわいだ。 早朝のキーノートスピーチからフル参加。 登録料が結構高いので…