クリッピング

政治資金収支報告書を調べ直し、東京地検に刑事告発した人

クリッピングから 朝日新聞2024年2月24日朝刊別刷be 「フロントランナー」公権力の暴走を止める 上脇博之(かみわき ひろし)さん(65歳)神戸学院大学教授 トレードマークのバンダナは大学浪人の頃から。法廷でも外さなかった。 「職員は注意したけど、裁判…

思い出の読売文学賞アンケートから

クリッピングから 讀賣新聞2024年2月19日朝刊 読売文学賞 75回を迎えて 「思い出の読売文学賞アンケート」から抜き書きする。 【小説賞】 安部公房『砂の女』 「いま読んでも作家の想像力と知性に圧倒される」(須永紀子) 和田芳恵『接木の台』 「こんな地…

僕の脳君が指令を出して、口をオフにしているんだよ

クリッピングから 朝日新聞2024年2月17日朝刊 読者投稿欄「いわせてもらお」 ◉制御中 7歳の孫が遊びに来た。 冗舌な孫が、この日に限って口数が少ない。 「今日は何でしゃべらないの?」と聞くと、 「僕の脳君が指令を出して、 口をオフにしているんだよ」。…

まだ慣れてゐないだけだよ靴擦れに(小金森まき)

クリッピングから 讀賣新聞2024年2月19日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週の好きな歌3首、抜き書きします。 銀紙がきみに折らせた鶴三羽 翼にミントの香りを残す 大和郡山市 大津穂波 【評】まるで銀紙が望んで転生し、 前世の香りを残す鶴になった物語のよう…

ロシアという大地の重さやそこに潜む「狂気」(新実徳英)

クリッピングから 朝日新聞2024年2月17日朝刊 読書欄「ひもとく」冬に読みたくなる本 作曲家 新実徳英 冷たいからっ風に吹きさらされるのは勘弁願いたいが、 良く晴れた日の朝、 キリッと冷えた空気の中に身を置くと、 感性が引き締まり思考が深まる本が読み…

マティス 自由なフォルム@国立新美術館

クリッピングから 讀賣新聞2024年2月12日朝刊 「マティス 自由なフォルム」14日から国立新美術館で (「ダンス」制作中のマティス) マティスの晩年の作品、 ニース近郊ヴァンス礼拝堂内面が再現されると聞いて 行ってみたくなった。 少し落ち着いた頃を見計…

古希越えし吾に復職依頼書が(岡本雅子)

クリッピングから 讀賣新聞2024年2月12日朝刊 読売歌壇(栗木京子選) 好きな歌3首、抜き書きします。 電線がびぃーんと唸る曇天に 雪の降り積む能登の記事読む 鹿嶋市 大熊佳世子 【評】被災地の天候が 穏やかでありますように、と祈る日々。 電線の鳴る「…

鍵盤でトランポリンをするように(田中澄子)

クリッピングから 讀賣新聞2024年2月12日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週の好きな歌3首、抜き書きします。 一枚の葉もなきいちやうの並木道 遠近感が夏とは違ふ 匝瑳市 椎名昭雄 【評】葉が繁っていれば、 光や風が伝えてくる情報も多い。 遠近感という語が…

どんだけ貧乏性なのか…

クリッピングから 朝日新聞2024年2月10日朝刊別刷be 「コロコロ毛玉日記」159 (中川いさみ) 我が家でも大王、楽浪(ささなみ)の陣取り合戦が 日々活発に繰り広げられています。

近所の「強豪」店には負けません

クリッピングから 朝日新聞2024年2月10日朝刊別刷be 読者投稿欄「いわせてもらお」 ◉店主の思い、如実に テレビで、いろいろ工夫して健闘するスーパーが紹介された。 店主の言葉にかぶせて、 近所の「強豪」店には負けませんとのテロップが。 意味はわかるが…

失いしわが日と木の葉とじこめながら(寺山修司)

俵万智『短歌をよむ』(岩波新書、1993)を読む。 短歌をよむ (岩波新書 新赤版 304)作者:俵 万智岩波書店Amazon さよふくるままにみぎはやこほるらむ 遠ざかりゆく志賀の浦波 快覚(『後拾遺集』冬) 志賀の浦は、琵琶湖の湖岸で、現在の大津市があるところ…

合格は君を遠くへ連れてゆく(檜沢さくら)

クリッピングから 讀賣新聞2024年2月5日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週の好きな歌3首、抜き書きします。 合格は君を遠くへ連れてゆく 小児PASMOを切り替える春 横浜市 檜沢さくら 白菊が冬の螢にみえたから あぁ今わたし寂しいんだな 日高市 金沢潤子 日常…

学問の自由とはなにか、なぜか読後に考え込んでしまうことになった(養老孟司)

クリッピングから 毎日新聞2024年2月3日朝刊 「今週の本棚」養老孟司 評(解剖学者) 『老いをみつめる脳科学』森望著 (メディカル・サイエンス・インターナショナル・2970円) 老いをみつめる脳科学作者:森 望メディカル・サイエンス・インターナショナルA…

読みづらい…

クリッピングから 朝日新聞2024年2月3日朝刊別刷be 「コロコロ毛玉日記」158(中川いさみ) 最後のコマのテツと作者。 我が家の大王と筆者の関係でも「あるある」です。 本が読みづらい…

今日の会話はそんだけー

クリッピングから 朝日新聞2024年2月3日朝刊別刷be 読者投稿欄「いわせてもらお」 ◉人類の最古の友 子供が3、4歳の頃、玄関口でアリに向かって、 どうして入ってくるの、入らないで、と会話していた。 今、妻亡き独居じいの我は、 隣の家のイヌがワンワン吠…

直腸がんになると、あなたは便意にコントロールされるようになります

クリッピングから 朝日新聞2024年2月3日朝刊別刷be 「編集部から」 「直腸癌(がん)になると 便意をコントロールできなくなります。 あなたは便意にコントロールされるようになります」 (マンガ、ガンプ著「断腸亭にちじょう」から)。 昨年直腸がんを手術…

佐藤優『正しさってなんだろうーー14歳からの正義と格差の授業』(Gakken、2023)

中学2年生のミナトとナギサは 不思議な図書館「ともしび」のロダン先生から 3日間の特別授業を受けることになる…… 佐藤優『正しさってなんだろうーー14歳からの正義と格差の授業』 (Gakken、2023)を読む。 正しさってなんだろう 14歳からの正義と格差の授…

ヘルメス神が導く名著選びーー大江健三郎と『へるめす』の知(秋満吉彦)

クリッピングから 岩波書店PR誌「図書」2024年2月号 ヘルメス神が導く名著選びーー大江健三郎と『へるめす』の知 秋満吉彦(あきみつ よしひこ・テレビプロデューサー) 「100分de名著」という教養番組のプロデューサーになって、 今年で十一年目を迎えた。 …

「一緒に逝こうさ!」……母(95)は反応しなかった

クリッピングから 朝日新聞2024年1月27日朝刊別刷be 読者投稿欄「いわせてもらお」 ◉旅は道連れ 入院中の101歳の叔母のお見舞いに、 95歳の母を連れて行った。 「義姉(ねえ)さん、がんばって!」という母に、 叔母は「もういい! がんばらん! アンタもが…

セロファンとリボンを剥けば花たちは(大岩真理)

クリッピングから 讀賣新聞2024年1月29日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週の好きな歌3首、抜き書きします。 いつもよりシャワーヘッドの位置高し そうだ息子が帰ってきたんだ つくば市 小林浦波 【評】小さな違和感に宿るリアリティが素晴らしい。 自分より背…

江夏豊、最高のライバル(堀内恒夫)

クリッピングから 讀賣新聞2024年1月29日朝刊「時代の証言者」 エースの本懐 堀内恒夫 22 江夏 最高のライバル 他球団で意識していたのは、阪神の江夏豊投手でした。 私の1学年下でしたが、プロ入りした時から 投手としての完成度は、私よりも高かったですね…

自分なりに、それなりにやった。現役としてよくやれた(青野照市九段)

クリッピングから 朝日新聞2024年1月27日朝刊「純情順位戦」 背水の一局 18歳と戦い切った 青野照市九段 70歳の光跡 順位戦の持ち時間は1日制対局としては最長の各6時間。 70代が近づくと、午前10時から日付が変わるまで 戦い続ける対局は肉体との勝負にもな…

あたしをちゃんとこどもにさせる(紺屋小町)

クリッピングから 讀賣新聞2024年1月22日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週の好きな歌3首、抜き書きします。 万智さんの評と一緒に読むと深く味わえます。 母さんの刻む野菜はちいさくて あたしをちゃんとこどもにさせる 横浜市 紺屋小町 【評】何歳になっても…

水換えを引き継ぐ人はいないから(本田 岳)

クリッピングから 讀賣新聞2024年1月15日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週の好きな歌3首、抜き書きします。 水換えを引き継ぐ人はいないから 花瓶を洗う退職の朝 大和郡山市 本田 岳 【評】仕事の引き継ぎは済ませたのだろうが 「花を飾る」という個人の営み…

朝は来た、にぎやかだ(鎌田 實)

クリッピングから 毎日新聞2024年2月22日朝刊 「さあ これからだ」198(鎌田 實) 「朝は来た、にぎやかだ」 昔から健康食の合言葉に「まごわやさしい」 (豆、ごま、わかめ、野菜、魚、しいたけ)というのがあるが、 低栄養やフレイルのことを考えると、 や…

もう一匹 テツができるんじゃないかってくらい抜ける

クリッピングから 朝日新聞2024年1月13日朝刊別刷be 「コロコロ毛玉日記」155(中川いさみ) 今週の中川家トピックは テツの抜け毛問題。 我が家では大王、楽浪(ささなみ)にプラスして 僕の抜け毛問題が議題に上がってきています。

僕は杉並区

クリッピングから 朝日新聞2024年1月13日朝刊別刷be 読者投稿欄「いわせてもらお」 ◉駅伝観戦 東京から帰省した孫家族とこたつで箱根駅伝を観戦。 どこの区が好きかと話題になり、 「花の2区」「山登りの5区」と言っていると、 幼稚園児の孫が「僕は杉並区」…

大切なものを抱いて、進むんだ(伊集院 静)

クリッピングから 讀賣新聞2024年1月8日朝刊 サントリー/成人の日広告(伊集院 静) 誇り いねむり先生 (集英社文庫)作者:伊集院静集英社Amazon(色川武大(阿佐田哲也)をモデルにしたこの作品が僕は好きです)

「たから」と「希望の朝」

クリッピングから 讀賣新聞2024年1月8日朝刊 読売書き初めコンクール入賞作決定 ゆ浅りえさん(小二)の「たから」と 内藤綸香さん(小五)の「希望の朝」。 伸び伸びとした墨の字を見ていると なんだか心安まる。 応募総数1876点から選ばれた特選4点のうち、…

日なたぼっこという激務をこなす2匹

クリッピングから 毎日新聞2024年1月8日朝刊 「りえさん手帖」323 (西原理恵子) ぬくぬく成分 これ、分かります。 よく晴れた日に勉強部屋で日なたぼっこした 大王、楽浪(ささなみ)さんを撫でるとあったかい!