お金

年金支給額0円の顛末

日本年金機構から 国民年金・厚生年金保険支給額変更通知書が届いた。 先日、年金事務所で受給手続きを完了し、 1,831,390円の基本年金額のうち1,763,195円が支給停止となった。 年金額が78,195円(月額ではない)にしかならないと知り落胆した。 正社員のと…

月65,000円の自助努力

郵便局に所用で行ったとき、 こんなチラシが目に入りました。 「老後の生活資金」です。 60-69歳2人以上の世帯で 月平均の支出額合計291,847円。 サラリーマンの国民年金、厚生年金を合計して 受給額合計226,925円。 月平均65,000円の自助努力が必要である …

「猫の目家計簿2月」、206円黒字計上

「猫の目家計簿」2月分の集計が終わりました。 僕のルールはこうです。 収入については 現在の仕事で稼いでいる給与(出張手当、通勤手当等含む)、 同居人のカンパ、社外講師料などの雑収入のみで計算。 企業年金、雇用保険補填分などは 不慮の支出に備える…

The New York Times、やるじゃないか

仕事でいただく報酬だけで家計をやりくりすると、 2015年データによれば月20,000円の赤字が出ることが分かった。 そこで「猫の目家計簿」は、 月20,000円節約作戦を展開することにした。 やりたいことを全部を諦めるのでなく ポイントを絞って節約する創意工…

「猫の目家計簿」2015年データ分析中

「猫の手家計簿」2015年12ヶ月分のデータを集計しました。 いま詳細を分析中です。 収入は年俸300万円が基本で、 残業・出張手当、ときどき同居人のカンパなどがあります。 企業年金、職業安定局から振り込まれるお金は貯金のようなものだから 「まさかの場…

在職老齢年金物語

会社の人事局の方から一通り説明を受けて ある程度理解していたつもりだったが、 いざ自分で動いてみると理解が浅かったことを思い知った。 提出書類がようやく揃い大門の年金事務所に出掛けた。 在職老齢年金受取申請手続きのためだ。 一人あたり30分ほどか…

人生初の6ヶ月定期券購入

社会人になってからというもの、 定期券を持ったことがなかった。 理由はいろいろあった。 時間が不規則な仕事だったので、 いつ帰れるか分からない。 入社して10年以上は深夜はタクシー券が使えた。 行きはともかく帰りはどこからどのルートで帰ることにな…

いただきました!シニア契約社員初賞与

いただきました! シニア契約社員になって初めての賞与です。 レギュラーワークと別に年間74件、大中小の相談事が 僕の始めた超零細社内コンビニ「猫の手」に舞い込みました。 もちろん自分だけでさばける案件ばかりではありません。 友人知人をフル動員して…

シニア契約2年目初日

きょうからシニア契約社員2年目。 年俸税込300万円。月給25万円。 月曜から金曜まで9時30分〜17時30分のフルタイム勤務。 有給休暇年20日(40日まで繰り越し可能)。 残業・出張・通勤手当支給。 評価によって年に1回賞与あり(金額固定)。 限られたお金と…

11月は赤字「猫の目家計簿」

2015年から始めた「猫の目家計簿」。 企業年金、職業安定局の入金に頼らず、 シニア契約社員でいただく年俸でどれだけやれるか。 日々の金銭の動きをEvernote、クロワッサン家計簿で集計しています。 11月分の集計が出ました! 18,811円の赤字でした(涙)。…

MacBookが壊れた

2007年9月に購入したMacBookが グレーの画面になったまま起動しても立ち上がらなくなった。 今年の6月にキーボード、マウスが使えなくなり、 外部接続格安キーボード、純正ワイヤレスマウスでしのいできた。 例によってアップルストア銀座ジーニアスバーで予…

岩瀬大輔『ネットで生保を売ろう!』(2011)

岩瀬大輔『ネットで生保を売ろう!』を読む。 副題は「'76生まれ、ライフネット生命を立ち上げる」。 ハーバードビジネススクールを抜群の成績で卒業した岩瀬が、 ブログ「ハーバード留学記」を書いたことがきっかけで あすかアセットマネジメントCEO谷家衛…

築地「丸静」で贅沢をする

午前中所用があって築地に足を運んだ。 35年前社会人となって働き始めたとき、 最初のオフィスがここだった。 当時新築の7階建てだった。 先輩に付いて仕事を覚え、 最初の給料、賞与をいただいた場所だ。 少し時間が余ったので 昼食がてら明石町方面に向か…

榎本まみ『督促OL修行日記』(2012)

榎本まみ『督促OL修行日記』(2012) を読む。 腰巻にこんな言葉があふれる。 「今度電話してきたら、ぶっ殺す!!」 「超ストレスフルな仕事の乗り越え方!」 「人見知りで話しベタで気弱なOKが 年間2000億円の債権を回収するまで。」 「頼みづらいことを頼む、…

病院の経済学

いま入院している病院には プリペイドのテレビカードがある。 一枚1,000円で買う。 テレビ(ビエラ)がひとり一台ついていて60分100円。 テレビカードとは言うもののさまざまな用途に使える。 ラウンジなどに備え付けのPCで インターネットを使うには20分100…

堤未香『政府は必ず嘘をつく』(2012)

堤未香『政府は必ず嘘をつくーアメリカの「失われた10年」が 私たちに警告すること』を読む。 僕は『ルポ 貧困大国アメリカ』以来、 堤に注目している。 主にアメリカをベースキャンプに 独自の視点を僕たちに提供してくれているジャーナリストのひとりだ。 …

アメリカ航空業界のコストダウン

アメリカ航空業界も生き残るためのコストダウンに 必死なんだなぁと思う。 今回の旅はコードシェア便で アメリカの航空会社を利用している。 搭乗券がペラッペラの薄紙である。 機内食が質素である。 ラウンジ(ジョン・F・ケネディ空港)のアルコール、食事…

段ボールスタジオの創造性

スティーブ・ジョブズたちアップルの歴史をひもとくまでもなく 最先端のクリエティビティはガレージから生まれる。 実例が身近にあった。紹介する。 番組 "Tokyo Copywriters' Street(TCS)" は、 2005年に東京FM番組の一コーナーとして誕生し、 2010年からは…

池井戸潤『オレたち花のバブル組』(2008/2010文庫版)

池井戸潤『オレたち花のバブル組』を読む。 東京中央銀行に勤める半沢直樹が主人公。シリーズ第二作。 「根は性善説、けれどやられたら倍返し」が半沢の信条だ。 銀行を舞台にした池井戸の作品をいくつか読んでいくと、 金は人なり企業なり、という気持ちに…

池井戸潤『オレたちバブル入行組』(2004/2007文庫版)

直木賞作家に望むことはなんだろうか。 僕の場合、物語の面白さが一番である。 仕事や人間関係などで少々疲れたときに、 頭と心のこりをほぐしてくれるストーリーテリング。 活字の妙薬を求めている。 オレたちバブル入行組 (文春文庫)作者: 池井戸 潤出版社…

池井戸潤『果つる底なき』(1998/2001文庫版)

池井戸潤『果つる底なき』を読む。 著者は三菱銀行(当時)に7年間務めた経験を活かし、 銀行を舞台にしたミステリーを物にした。 果つる底なき (講談社文庫)作者: 池井戸潤出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/06/15メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 45…

旅する国の通貨

空港から空港へと乗り継ぎ、 これから旅する国の通貨に両替していると まだまだ世界にはいろんなお金の単位があるんだなぁ、と感心する。 経済効率を考えると アジア圏もひとつの通貨に統一された方がいいんだろうけれど 実現にはまだまだ議論と時間が必要な…

地元に出かけ、地元でお金を使う

税金の還付金が戻ってきた。 同居人と使い道を相談し、 福島・奥会津を一泊二日、旅することに決めた。 苦しんでいるのは被災地の人たちだけではない。 その周辺で暮らす人たち、 例えば宿や食堂や土産物屋に閑古鳥が鳴き、 町に2台しかないタクシーの運転手…

浜千鳥とえんぴつ

前から気になっていた店。 汐留に勤務先が変わったのをきっかけに このあたりかなと見当をつけて歩いていたら見つけた。 11月まで限定一年間の出店、「吟醸バー汐留」である。 52蔵の吟醸酒104種をリーズナブルな価格で提供する。 それもそのはず日本吟醸酒…

亀とおばあちゃん

地味なんだけど気になる店ってありますね。 昨日は天気もよかったので少々歩いてランチに出かけました。 どうです、なんか地味でしょ(お店の方、ごめんなさい)? 揚げ物や焼き魚のランチを出す店「錦」。 メンチカツとコロッケの定食を注文、サービスで冷…

小説の値段

第144回芥川賞 西村賢太『苦役列車』(新潮社)全文掲載 1,260円 朝吹真理子『きことわ』(新潮社)全文掲載 1,260円 「文藝春秋」3月特別号(文藝春秋) 860円 第144回直木賞 道尾秀介『月と蟹』(文藝春秋)第一章のみ掲載 1,470円 木内昇『漂砂のうたう』…

食べ物の価格と人の意識について

先日開店した上島珈琲店のその後。 朝昼の時間帯はそれなりに行列ができ健闘しています。 僕もあれこれ試している段階です。 ランチにBLT&エッグサンド、コールスローサラダ、 黒糖ミルク珈琲Sのランチセットをテイクアウトで注文。 840円のところ、開店記念…

秋田、ハタハタ、生卵

高校生のときに初めてアルバイトをしてお金を貯め、 級友の実家、秋田に遊びに行きました。 ハタハタを食べさせてもらったのは たぶんそのときが初めてだったでしょう。 以来、寒くなって、ハタハタが出始めると気になります。 一時は絶滅を心配されたものの…