ミュンヘンで走った!走った!走った!

ニース空港でハムとチーズのサンドイッチ、 チリビーンズで軽く腹ごしらえした。 Gホテルでの朝食から何も食べてなかった。 その直後に18時15分発ミュンヘン行きルフトハンザ便の出発が 2時間遅延することが分かった。 (熱々のチリビーンズが結構いけました…

カンヌライオンズに2年ぶりにやってきた

羽田からフランクフルト、ニースと乗り継ぎ、 カンヌライオンズにやってきた。 2016年以来2年ぶり、17回目のカンヌだ。 この2年、カンヌに戻ってくることを目標のひとつにして 自分にできる仕事を精いっぱいやってきた。 上司のHさん、Mさんが快く送り出して…

佐藤優『十五の夏(上)』(幻冬舎、2018)

佐藤優の書く自伝風ノンフィクション小説は もっと評価されていい。 インテリジェンス、神学の著作が有名になりすぎ、 小説は余技と思って軽視する人が多いのかもしれない。 読まずにいるのは、もったいないことだ。 細部に至る具体的描写を可能にする記憶力…

掛かり付けの歯科衛生士Mさんに誉められた

2年前、フランス出張に出掛けて ある夜、歯茎が痛んで一睡もできなかった。 鎮痛剤の持ち合わせもあいにくなかった。 日本との時差を計算し、 掛かり付けのM歯科に国際電話を入れた。 滞在先で薬局が開いたら、 ロキソニンに相当する鎮痛剤を購入し、服用す…

成昆線に9時間揺られて、攀枝花(パンチーホウ)へ

スクラップブックから 朝日新聞2018年4月11日朝刊 中国列車 暮らし乗せて 中国内陸部、 四川省の山あい約350キロを走る列車がある。 所要時間は9時間。 厳しい自然環境から、 沿線は中国で最も貧しい地域の一つだ。 バスも自家用車もない住民にとって、 鉄道…

お金をかけずに世界一周してこよう

スクラップブックから 讀賣新聞2018年1月16日朝刊 大使館巡りで世界一周 約80の国・地域の大使館が集中する港区で、 大使館などを巡りながらスタンプを集めるイベントが 17日から始まる。 (略) 区と区国際交流協会などが開催し、今年で3回目。 参加者はま…

『資本論』は精神安定剤だった(下川裕治)

土曜日はコインランドリーで洗濯の日。 洗濯40分、乾燥45-60分(ジーンズがある場合は60分)が だいたいの目安。 待ち時間を活用して 駅前区民センター4FのK図書館に行く。 窓口で保存用新聞をお借りして、 読み漏らした分の毎日日曜朝刊「今週の本棚」を読…

偶然に出会えた人情に絆(ほだ)されたい

きょうのスクラップブックから。 毎日新聞2017年10月15日朝刊(日曜版) 「今週の本棚」—オオゼキタク「昨日読んだ文庫」 発想のきっかけとなる言葉は旅先に落ちている、 とか何とか言い訳を見つけては 窮屈な部屋を抜けだし、ひとり鉄道旅に出かける。 (中…

シンガポールに1年ぶりにやってきた

6ヶ月ぶりの海外出張でシンガポールに来ている。 地域国際広告祭Spikes17参加、 同僚たちとの交流、雑談が目的だ。 ひとり出張なので、空港から市内は電車で移動。 PASMOみたいなカードにチャージして使う。 料金は1.65ドル(約140円)。 公共交通機関は割安…

中南米ツアーの飴と鞭

スクラップブックから。 朝日新聞2017年8月23日朝刊。 後藤正文の朝からロック「中南米ツアーの飴と鞭」 中南米ツアーから戻って、 久しぶりに日本の音楽フェスに出演した。 (中略) 今回の海外ツアーでは、 演奏するための環境に恵まれることが少なかった…

多和田葉子『百年の散歩』(2017、新潮社)/ブックレビュー

10の物語を読み進むうち、 ベルリンの10の通り、広場、リングで 過去、現在、未来を僕は何度も迷子になっていた。 多和田葉子『百年の散歩』(2017、新潮社)を読む。 (地図作成:村橋貴博) 僕が2006年から09年まで旅したベルリンと どこか同じで、どこか…

バーミヤンから旅してきたマグカップ

近所の家の軒先でときどきバザールをやっている。 売り上げは被災地などへの募金にしている。 ほとんどガラクタに近いものばかりだが、 ときどき覗いて、ときどき何か買う。 文字とデザインがなければありきたりのマグカップ。 Hotel Silk Road, Bamiyan, Af…

夜明けのバンコクからグロテスクな現代へ

タイ出張最終日は朝6時起床。6時45分出発。 この時間帯のチャオプラヤ川の景色は 汚いところが隠されていて美しい。 (どこの都市でもそうなんでしょうね) 前夜はアルコール抜き。 簡単な夜食で済ませ、ホテルの朝食はパス。 欲張らない方が体調が保てる。 …

ポカンと空白になる時間がやってくる

カンファランス二日目は 8時から14時まで。 この日に帰国するメンバーがいるので 議長Tさんがギュッとコンパクトに進める。 企画中の案、試作ができたばかりの仕事を 各オフィス3点ずつ発表し、 全員で意見を出し合う。 職階職種国籍年齢性別を問わない、フ…

チャオプラヤ川が隅田川に見えてくる

パタヤからバンコクへ。 クルマで2時間半は優にかかる。 月火とアジアパシフィックの同僚たちと 年二回実施している社内カンファランスに出席。 僕もいくつかのセッションでみなさんに共有することがあるので チェックインしてからも部屋で準備。 チャオプラ…

Tabbiの東京アルバム傑作選

11月17日18日に実施した ヤング・イノベーターズ・ワークショップに参加した海外組9名のひとり、 マニラの女性Tabbiの東京アルバムです。 さすがinstagram世代というか、 画像でのコミュニケーションがうまいですね。 見慣れたはずの東京の景色が少し異なって…

台北移動、「セカイメガネ」に取り組む

クアラルンプールThe One Academyでの レクチャー、ワークショップを終えて台北に向かう。 社の会議が二日間に渡って開かれる。 上司の了解をいただき、僕も参加できることになった。 桃園国際空港からシティ・エアバスNo.1960を使う。 市の中心部まで遠い空…

本を返して「魚卯」を覗く

台所の掃除を終えて、 ウォーキングがてら近所のK図書館に 借りていた本5冊返却に行く。 目下工事中で、来年1月までかかるので いまは閲覧はできず、ネット予約の貸出と返却のみ。 駅向こうまで足を伸ばして「魚卯」を覗く。 天然の鯛が実に旨そうだ。 同居…

選手交代、10年パスポート

有効期間は8ヶ月強残っていたけれど、 間際になるとあわてるし、 半年ほど残存期間がないと入国できない国もある。 パスポートの更新手続きに出掛けた。 ニース。ソウル。フランクフルト。北京。パリ。シドニー。 バンコク。アムステルダム。クアラルンプー…

真剣とユーモアの祭りのあとで

アジアパシフィック・クリエーティブ・ディレクター会議二日目。 現場の仕事に追われている超多忙のリーダーたちが この会議のためだけに集まります。 オフィスに戻れば、日々クライアントの難題に直面するのですから、 この二日間にできる限りのヒント、進…

シンガポールに来ている

出発した羽田は雨が降り続いていたが、 チャンギ空港には予定より20分早く到着した。 地域国際広告祭スパイクス・アジア、 アジアパシフィック・クリエーティブ・ディレクター会議に出席するために シンガポールに来ている。 シンガポールの物価高で 社の規…

偶然の、ひとかけらの時間

僕はよほど運がいいんだろうと思う。 朝食時は10分後に出発する上海の友人Nの顔を見かけて同席。 別れ間際によもやま話をした。 Nが昨秋出版した初めての著書を贈られ、 朝食のテーブルで少しずつ読み始めていたのだ。 出発前にトイレに寄ったら、 ソウルの…

四度目の釜山に来ている

釜山に来ている。 韓国発の国際広告祭AdStarsに三年連続で参加している。 2013年に審査員として初招待されたときは あいにく胆嚢除去手術を受けた直後に重なり果たせなかった。 翌14年に再度招待してくれ、初訪問が叶った。 昨年15年4月からは 非韓国人のSte…

初夏のカルヴァドス大会

同居人に出張中のこづかい(!)をもらい、 依頼されたカルヴァドスをカンヌで買って帰ってきた。 本日は副会長に声を掛けて、 初夏のカルヴァドス大会。 コインランドリーで洗濯を済ませたら、 M湯の土曜カテキン緑茶風呂で汗を流します。 いまはなきE湯の…

本田靖春『誘拐』(1977/2005ちくま文庫)

出張中は寝ても覚めても現地にいる訳だから、 すきま時間がある。 持参した本はすきま時間の友となる。 本田靖春『誘拐』を読む。 誘拐 (ちくま文庫)作者: 本田靖春出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/10/05メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 31回この…

どこにも行けない場所でやりたいことは

みなさんは飛行機に乗っている間、 何をしているでしょう? 映画を観ている人は多いですね。 近頃はWiFiが使える便も増えているから 地上にいるときと変わらずせっせと仕事に励む人も見かけます。 僕はどこにも行けない場所で本を読むのが好き。 機内でこれ…

台湾・金門島から厦門まで2.1km

厦門にいる四日間、 僕は毎朝麺である。 ラーメン、うどん、ビーフンと3種の麺があり、 野菜、貝、点心が大皿で並ぶ。 皿に自分が入れたい麺、具を盛り付け、 料理人に預けると5分ほどで茹で上がる。 (写真下: 左下にトマトが沈んでうっすら赤く見える) …

教育が品格を育んだ街

審査翌日は市内観光である。 地元厦門の役所、広告協会に協力してもらうイベントなので、 街を観光しPRに貢献するのも仕事の一部なのだ。 もちろん、先方のもてなしの意味もある。 55人乗りの大型バスで移動する。 厦門は、成功したある実業家が その財産を…

Creativityの針をプラスに進めたい

Times Young Creative Awards16最終審査。 台湾、中国本土から20,000点を超える学生の応募がある。 広告作品が主だが製品デザインなどのカテゴリーもある。 入賞すれば台北での10日間のサマー・ワークショップに参加でき、 クライアントの製品開発の機会も与…

厦門(アモイ)に来ている

台北から西に飛行機で1時間ほどの距離にある 中国の都市、厦門に来ている。 英語名はXiamenでアモイとはずいぶん発音が違う。 成田から直行便で4時間。 台湾の有力紙「中國時報」が主催する学生のコンペティション Young Creative Awards 2016審査を頼まれた…