政治/経済

首相のやることか(中村喜四郎)

クリッピングから 朝日新聞2019年7月11日朝刊 立憲民主党会派・中村喜四郎元建設相 「昔の自民党、権力に抑制的で品格あった」 首相が(遊説で)野党政党の名前間違いを わざわざ何ヶ所でもやっている。 子供じみたことで首相のやることか。 私は40年の長い…

鈴木宗男さん、維新から参院選出馬

クリッピングから 朝日新聞2019年6月19日朝刊 #政界ファイル 鈴木宗男氏、維新から参院選出馬へ 新党大地代表の鈴木宗男・元衆院議員(71)は18日、 東京都内で記者会見を開き、 この夏の参院選比例区に日本維新の会の公認で 立候補を目指す考えを表明した…

150年前に言っていたなんて、すげえなあ(池上彰)

『資本論』を集中して勉強していた時期に もっとも役に立つ参考書の一冊だった。 文庫になると知って発売日に書店に買いに走った。 池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」作者: 池上彰出版社/メーカー: ホーム社発売日: 2009/06/26メディア: 単行本…

EU懐疑派勢力はなぜ定着したのか(池上彰)

毎週最終金曜日のお楽しみは 朝日新聞月イチ連載「池上彰の新聞ななめ読み」 2019年5月31日付朝刊より 欧州議会選で見えたもの EU懐疑派の定着 なぜ イギリスの離脱をめぐる混乱など、 このところニュースになることの多い欧州連合(EU)ですが、 欧州議会選…

米国のイラン制裁で送金できない

スクラップブックから 朝日新聞2019年4月15日夕刊 イランサッカー連盟を提訴 国際サッカー連盟(FIFA)のランキングで アジア最上位にあるイラン代表のケイロス前監督が、 給与の未払いを理由に同国のサッカー連盟をFIFAに提訴した。 14日付のイラン学生通信…

佐藤優・副島隆彦『激変する世界を先読みする』(日本文芸社、2019)

小室直樹博士がこの二人をつなぐ 補助線になっているのが面白い。 佐藤優・副島隆彦『激変する世界を先読みする —沸き起こるファシズム』(日本文芸社、2019)を読む。 激変する世界を先読みする作者: 副島隆彦,佐藤優出版社/メーカー: 日本文芸社発売日: 20…

鈴木宗男さん裁判の再審を待っている

北方領土交渉が動いています。 17年前に鈴木宗男さん、佐藤優さんらが「国賊」と非難された 「二島(歯舞群島、色丹島)+α返還」に 政府は国民への説明なしにすり替えています。 スクラップブックから 朝日新聞2019年3月5日朝刊 鈴木宗氏再審可否 20日判断 …

2019年「世界の10大リスク」(ユーラシアグループ)

スクラップブックから 朝日新聞2019年1月9日朝刊 世界10大リスク「米欧混迷」1位 米コンサルが19年版 米コンサルティング会社ユーラシアグループは7日、 2019年の「世界10大リスク」を発表した。 米国で民主主義が揺らいでいることや、 欧州でのポピュリズム…

佐藤優『高畠素之の亡霊—ある国家社会主義者の危険な思想』(新潮選書、2018)

この人が訳した改造社版『資本論』(全5巻)を 2017年、神保町で3,240円(税込)で見つけ、購入。 初めて通読できた。 佐藤優『高畠素之—ある国家社会主義者の危険な思想』 (新潮選書、2018)を読む。 高畠素之の亡霊: ある国家社会主義者の危険な思想 (新…

北方領土「2島返還プラスα」を期待する

スクラップブックから 讀賣新聞2018年12月7日朝刊 語る 2島プラスαしかない 新党大地代表 鈴木宗男氏 産経新聞に続いて讀賣が4面政治欄で 鈴木宗男さんのインタビューを掲載。 安部内閣が、北方領土返還2島プラスαで 勝負を賭けてきたことが分かります。 「2…

愛すればこその諫言(かんげん)でしょうか(池上彰)

朝日新聞、毎月最終金曜日朝刊は この連載を楽しみにしています。 「池上彰の新聞ななめ読み」 さて、池上さんが今月どのテーマを取り上げるのか、 興味津々です。 安倍首相の自民総裁3選 政治部長はどう見た? 自民党の総裁選挙で 安倍晋三首相が連続3選を…

櫻井順・古川タク「ヒトコト劇場」、寺山修司賞受賞!

作曲家の櫻井順さんがアニメーター古川タクさんと組んで 2012年から『週刊てりとりぃ』で発表してきた作品 「ヒトコト劇場」100篇余りを一本にまとめ、英文テロップを付けた。 イメージ・フォーラム・フェスティバル2018で寺山修司賞を受賞。 国内、アジア各…

池上彰・佐藤優『知らなきゃよかった』(文春新書、2018)

佐藤さんが突っ込むと、池上さんが受ける。 抽象論でなく、事実でやりとりするから話の信頼性が増す。 この二人の頭脳にはどれほどの情報が入っていて、 どれほどの速度で日々更新されているのかしらね。 池上彰・佐藤優『知らなきゃよかった—予測不能時代の…

公取委の独立性、大丈夫?(池上彰)

毎月最終金曜日の朝日朝刊は このコラムが見逃せません。 スクラップブックから 朝日新聞2018年8月31日朝刊 池上彰の新聞ななめ読み 地銀の経営統合承認 公取委の独立性 大丈夫? 今月24日、ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)と 一八銀行の経営統合を公…

水俣がエチオピアの現在につながる(松村圭一郎)

スクラップブックから 朝日新聞2018年8月28日朝刊 松村圭一郎のフィールド手帳 エチオピアと水俣 つなぐ線 今春、岡山の本屋で 石牟礼道子の『苦界浄土』を読む会をはじめた。 いまこの作品に向き合うべきだという直感があった。 先日、帰省の折にはじめて水…

タダのランチ、お金を払うのは誰?

スクラップブックから 朝日新聞2018年8月22日朝刊 携帯料金 菅氏「4割下げる余地」 菅義偉官房長官は21日、札幌市内で講演し、 携帯電話の料金について 「4割程度下げる余地があるのではないかと思う」 と述べ、料金の引き下げに取り組む考えを示した。 23日…

ウチナンチューは誰を新県知事に選ぶか

スクラップブックから 朝日新聞2018年8月12日朝刊 辺野古反対 静かな怒り 追悼込めた県民大会「知事の遺志継ぐ」 時折激しい雨が降る中、 多くの人が会場を埋めた。 11日にあった米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の 名護市辺野古への移転に反対する県民大…

25%の福音派が米国大統領を動かす

佐藤優講師の同志社神学講座に通って勉強していると 自然とこんな記事に目が行くようになる。 スクラップブックから 朝日新聞2018年7月30日朝刊 福音派牧師 トルコが長期拘束 トランプ氏、制裁予告 エルドアン氏は反発 トルコでテロ組織支援などの疑いで長期…

トカゲのしっぽ切りか、論功行賞か(池上彰)

毎月第4金曜日は朝日朝刊が楽しみです。 「池上彰の新聞ななめ読み」が月一回掲載される日です。 7月一ヶ月間に起きたさまざまな事件で ジャーナリスト池上さんが何を取り上げるのか。 朝日他各紙を比較読みして、どう分析するか。 新聞の読み方を勉強するに…

国民に政治を諦めさせた安倍長期政権(中村喜四郎)

スクラップブックから 月刊文藝春秋2018年8月号 「角栄最後の愛弟子大いに吼える」 中村喜四郎/取材・構成 常井健一 (小泉純一郎元総理と) この記事が読みたくて 近所のK図書館で最新号を閲覧した。 読んでますます中村喜四郎のファンになった。 今回の新…

在日ロシア大使館ツイッターが注目されている

スクラップブックから 朝日新聞2018年5月15日朝刊 ネット点描 ロシア、ネット発信に力 大使館が過激ツイート 過激な投稿の数々で、 筆者を含む多くの「ファン」の注目を集めているのが、 在日ロシア大使館のツイッターだ。 (略) けんか腰の日本語を繰り出…

しりあがり寿『地球防衛家のヒトビト』(朝日新聞夕刊連載)

スクラップブックから 朝日新聞2018年4月11日夕刊 しりあがり寿『地球防衛家のヒトビト』 このところネームの切れ味が抜群だ。 男1: またウチの文書管理が進化したって? 男2: もう国家なみですよ ここから先が「存在しないことになってる文書」 男1: え…

憲法を変えなくても困らない(山口那津男)

スクラップブックから 朝日新聞2018年4月5日朝刊 公明党山口那津男代表 9条改憲「難しい」 ベタ記事なので見落としそうになるが、 9条改憲に関する政治の動きの重要な記事だ。 再録する。 公明党の山口那津男代表は4日、BS11の番組に出演し、 安倍晋三首相が…

新聞社として恥ずかしくはないですか(池上彰)

池上彰さんの人当たりの柔らかさに騙されてはいけない。 日本屈指の硬派ジャーナリストである。 言うべきことはたとえ大権力が相手でも言い、 言うからには事実の裏付けをきちんと示す。 反知性主義の権力者(政治家とは限らない)にとって これほどやりづら…

国政調査権発動で真相究明を(佐藤優)

スクラップブックから 朝日新聞2018年3月13日朝刊 財務省の森友学園公文書改ざん事件 佐藤優(まさる)氏(作家・元外務省主任分析官)の見解が傾聴に値する。 今回、財務省は多くの公文書を公開したが、 誰がこれらの文書を決裁したのか、 誰に配布したのか…

4年前の大統領命令をプーチンが公開する動機

スクラップブックから 朝日新聞2018年3月12日夕刊 ソチ五輪開幕直前 プーチン氏「旅客機撃墜 容認した」 ロシアのプーチン大統領は 11日にインターネットで公開された ドキュメンタリー番組の中で、 2014年2月のソチ冬季五輪の開会式直前、 ハイジャックされ…

権力となったフェイスブックの課題

スクラップブックから WSJ日本版2018年3月6日更新 フェイスブック、ロシア疑惑で世論読み違えた背景 サービスを悪用されたとの指摘を過小評価し 「世間の反応に無関心」という悪評が強まった (PHOTO: DREW ANGERER/GETTY IMAGES) ‘個人的に、フェイスブッ…

「連帯」は「分断」の世界に処方箋を書けるか

スクラップブックから 朝日新聞2018年2月14日朝刊 オピニオン&フォーラム 未来占う「言葉の時代」 ポーランド元大統領 レフ・ワレサさんインタビュー 1989年、東西冷戦の象徴だった 「ベルリンの壁」が崩壊する契機の一つになったのは、 ポーランドの労組「…

この国で私は、200%首相になりえなかった(野中広務)

スクラップブックから 朝日新聞2018年2月8日朝刊 寂聴 残された日々32 「みんな先に逝く」 交友のあった野中広務さんの想い出を語る そんなある日、突然野中さんから 筑紫さん(引用者注:筑紫哲也さん)と私の2人が、 天ぷら松の小室に招待された。 3人でい…

国民投票否決でも、自衛隊合憲は不変?

スクラップブックから 朝日新聞2018年2月5日夕刊 憲法改正国民投票否決でも 首相「自衛隊合憲は不変」 安倍晋三首相は5日の衆院予算委員会で、 憲法9条に自衛隊を明記する案について、 「自衛隊が合憲であることは一貫した(政府の)立場で、 自衛隊を明記す…